素晴らしい展望の平家平へ、その1、今回も登山口へはすんなりとはたどり着けず

稲叢山に行く際に、香川の山仲間のKさんにもお声がけしたのですが、生憎とご都合がつかなかったようで、10月半ばの三連休には予定が空白なので、ぜひ誘ってくださいと頼まれました。私も三連休は特に予定がなかったし、天気もまずまずだし、ならばどこかに行きましょうと即答しました。いつもの山仲間のRさんは東京へ行かれるそうです。花のお好きなKさんなので花散策もいいけど、私としてはその前から一年前に登ってとても印象に残っていた平家平に行って見たいなぁと思ってました。

平家平なら今の時期アサマリンドウもあるはずだし登山口にはシコクブシも咲いてたはずです。10日に稲叢山に登ったばかりなので、山行は10月13日の日曜日にしました。12日の方が天気は良さそうですが、中一日ではちょっと厳しいですね(家事などの都合で)

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↑心配していた天気も上々で、午後になっても山頂からは素晴らしい展望を得られました。

さて、13日当日は朝6時に善通寺インター近くの某所に集合でした。平家平には往復6時間もあれば登れますが、去年は林道が通行止めのために余分に1時間以上の林道歩きがあったために冠山に行けなかったのです。今年はKさんの下調べによると、高藪登山口までの林道は工事が終わっていて車で行けるそうなので、6時という早めの時間に集合すれば、冠山にも問題なく行けそうです。

Kさんが車出しを引き受けてくださって、ついこの前走ったばかりの寒風山トンネルへの道をまたまた走ります。平家平に行くにはトンネルを通過してまもなく分岐を左に行き、高知の県道17号を走ります。見覚えのある高藪の集落から登り坂を登っていきます。去年はこの林道笠成線が崩落のため通行止めになっていたのですが、今は解除となっているようです。

どんどん、登っていき、途中の分岐を右に行ってなおも登っていくと、右に平家平と書かれた標識が・・・去年はここでyamapの地図を起動し、じっくりと調べてこれが小麦畝へと登っていく道であることを調べ、この道には行かなかったのですが、今年はうっかりとこの道に入ってしまいました。すると、間もなく道が未舗装の道になるではないですか。道の両側にはノコンギクが素晴らしく群生していますが、これも記憶にありません。

違和感を感じながら、登山口らしき場所に着きました。が・・・・登山口の様子が高藪登山口とはまるで違います。yamap地図を起動して現在位置を確認したところ、なんと、もっと東の方にある小麦畝の登山口に来ていたのでした。去年、大川村に山村留学している子供たちが登ってきたのが小麦畝の登山口からでした。小麦畝からはまだ登ったことがないので、それでもいいかなと思いましたが、Kさんが、来た道を引き返して高藪登山口に行く方が良いでしょうと仰るので、そうすることにしました。小麦畝からは平家平までの所要時間が1時間ほど余分にかかるようです。

ということで、分岐迄Uターンします。





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↑未舗装の道沿いに群生していたノコンギクをせっかくなので、撮影しました。

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林道には必ずと言ってよいほどアケボノソウが咲いてますね。

かなり下ったところで、この道なら間違いなく高藪登山口に通じているという林道を車で登っていきます。

今度は見覚えのある眺めが出てきました。

そして、去年は歩いた場所に差し掛かります。

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↑去年もアサマリンドウを見た場所で、今年は去年より咲き進んでいるアサマリンドウを見ました。

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まだ朝ですが、気温も高そうなので、すぐに開きそうですね。

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おなじみのシロヨメナも咲いてます。

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もう少し登ったところで、去年も見かけたコシオガマが咲いてました。

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しかし、花は終盤なのか、寒さで葉っぱも高揚しています。

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乱れ咲きしているアキノキリンソウとコシオガマの花。

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ボタンヅルはもう果実になってます。

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金網の中ではヤクシソウが咲いてますが、これはまだ咲き始めでした。

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ススキの向こうに見えているのは3日前に登ったばかりの稲叢山。

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もう少し登って登山口が近くなってくるとジンジソウが咲いていました。

綺麗ですね。

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