グラススキー場から赤帽子山に登る、その2、行きは湿原コースを辿る
ここグラススキー場へ来る道は、普通は私たちが来た道ではなく、下からもっといい道がついているはずだから帰りは下に降りていきましょうなどと話しながら、登山道を辿っていきました。
スタートはなんと9時半ごろになってしまいました。
短いコースのピストンだからこの時間でもなんとかなるけど、ロングコースならアウトでしたね(^^;)

登り初めで咲いていたゲンノショウコは白花でした。
最初は池の周囲の遊歩道のような道を辿ります。

ここから登山道になるようです。
赤帽子までは4km。
夫婦池まで行くのと、赤帽子ピストンがだいたい距離としては同じぐらいです。

少し登るとグラススキー場に出ました。
あとはこれに沿って登っていくようです。


太陽が照り付けて、日陰がないので、標高1000mと言えども暑いです。

あれ?ヤマシャクの花後の姿ですね。
この時はヤマシャクなのかベニバナヤマシャクなのかはっきりしませんでしたが、あとで考えてみたら、今頃こんな姿をしているのはベニバナヤマシャクですね。

道沿いにはススキの穂もいっぱい上がっていて、見た目は秋ですが、なにせ暑いです。

振り返ると、その時はどこが見ているかわからなかったのですが、どうやら高城山や雲早山、砥石権現などが見えていたようです。

ようやくスキー場を通過し終え、樹林に入ってきました。

作業道のような道を越えて奥へと登っていきます。

10時2分、休憩所と書かれた道標迄来ましたが、歩き始めてまだ30分なので、もちろん休憩はしません。

↑何かの木にサンカクヅルが絡みついていますが、実は見えません。
この実は確か食べられるはずですが雌雄異株なので、これは雄株?
全然果実が見えませんでした。

コフウロもあちこちで咲いてますが、何しろ草丈5cmとか小さな株ばかりで、これがまだいちばんまとまって咲いていた方です。

10時16分、分岐までやってきました。
ここからは天望台経由の道と、湿原経由の道に分かれるようです。
普通に赤帽子に行くには天望台経由が良さそうですが、ピストンなので行きは湿原を通ってみることにしました。

しばらく歩くと、平たい場所が見えてきて、どうもそこが湿原っぽいです。

10時26分、木道が合って、ここが湿原だろうと思うのですが、水が枯れていて今では湿原の体をなしていません。ただの平たい場所ですね。
ここからもとに戻ろうかとも思いましたが、地図を見るとこのまま中尾山に行けそうです。

向こうの方に、沢にかかった橋のようなものがみえたのでたぶんこれが道と思い、そちらに行きます。
沢と言っても、かつては湿原から流れ出す水の流れていた沢で、今となっては水が枯れているので、ただの枯れた沢でした。

あとは、作業道があちこちに通っていて、どこでも登れる状態なので、適当に上を目指して登っていきます。

花はないので、赤いキノコでも撮影します。

オトギリソウの仲間も草丈5cmですが、コケオトギリでもなさそうだし、シカが入っている場所は、何もかも小さくなっています。
その後、天望台へと向かう、本来の道と合流したあと、ちょっと登ると・・・・

10時49分、中尾山山頂に着きました。
展望はありません。

私は初めて踏む山頂なので、記念撮影をば・・・
ここでは水分休憩とちょっとおなかが空いたので、シャインマスカットを頂きました。

↑山頂標識がいくつか見られました。
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