グラススキー場から赤帽子山に登る、その3、シコクブシが少しだけ咲いている

因みに中尾山はなこやまと読みます。徳島の山仲間の方に最初、なこやまに登ったと言われてわからず、漢字はどう書くんですか?と尋ねてああそれなら知ってると思ったことです。

グラススキー場があるので知られているかもしれませんが山としては展望もないし、赤帽子への通過点のような感じです。いや、通過せずとも赤帽子へ行けますけどね。

中尾山の北側の尾根方面にも赤テープがあって、どうやらこれを辿ると車道に出るようです。

私たちは元の道へと下って、まずは天望台を目指します。

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11時14分、元の道を赤帽子方面へと歩き始めました。

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↑アセビの道とかアジサイの道とかいう道標の方が大きくて紛らわしいことです。

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尾根らしき感じのところを登っていきます。

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そこは天望台と書かれた場所でしたが、木々が生い茂って展望はあまりありませんでした。

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何やら建物が建っていたようなところがあって、基礎だけが残っています。

ここに展望台が建ってた?今となってはわかりません。

その後は赤帽子への登山道を辿ります。

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道はいったん、下りになっていてその途中にカノツメソウが1株だけ咲いていました。

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下りの途中で立派な針葉樹も出てきます。

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道は尾根の北側を巻くようについています。

ここからはほぼ尾根伝いに行くので、ややこしいところはありません。

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馬鹿尾根ですね。

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立派なブナやヒメシャラの生えている雰囲気の良い樹林でした。

津志嶽~黒笠の稜線もこんな感じでした。

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咲き残りのリョウブの花。

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その前に過ぎ去った台風の影響なのか、ブナの枝がいっぱい落ちたところがありました、

その辺りにはブナの大木が数本、混みあって生えているので、枝と枝が風でこすれて落ちたのかもしれません。

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この辺りのブナは実をいっぱいつけていました。

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少し古株のブナにはアオベンケイも着生していましたが、花はまだ咲いていません。

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シカにかじられたような貧相なシコクブシがありますが、まだ蕾ですね。

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シカが走り回っているらしく、荒れた雰囲気の場所に差し掛かると・・・・

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ここでシコクブシの花が咲いてました。

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ちょっと色の淡いシコクブシも咲いています。

が、普通だと1mにはなるシコクブシがどれも草丈が小さくて、シカはシコクブシまで食べるんですね。

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オトギリソウの仲間も随分小さいです。

この辺りは1488m小ピークの北側を巻いているので、稜線を歩きません。

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やがて、1488m小ピークと赤帽子山との間の鞍部を目指していくようです。

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もうちょっとで鞍部です。

ここから歩く方角が変わります。

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あとは西を目指して登っていくだけですね。

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