懐かしい奥大日と雄山へ、その3、タテヤマリンドウとミヤマリンドウ
室堂までのバスの中で、Hさんから室堂には白いリンドウが咲いていると教えられ、スマホで画像も見せていただいてました。実は高山のリンドウは私は今まではタテヤマリンドウばかりだと思っていったのですが、ミヤマリンドウというのもあるというのをブログ仲間の方から比較的最近、教えていただきました。それまでは恥ずかしながら、ミヤマリンドウ=タテヤマリンドウで、ミヤマリンドウはタテヤマリンドウの別名だろうぐらいい思っていたのです。
ところが、室堂に来てみると、白いリンドウもたくさん咲いてるし、中には青いリンドウも咲いています。
↑白いリンドウと思ったのが、調べてみるとタテヤマリンドウでした。
タテヤマリンドウの特徴は花冠内に明瞭な斑点や筋があることだそうです。
室堂で咲いているのはほとんどが白花のタテヤマリンドウだそうです。
中に少しだけ青いリンドウが咲いていて、これは花冠内に線や筋が見えません。
これがミヤマリンドウだそうです。
今まで双六小屋に着く前に見ていた青いリンドウもそう考えるとミヤマリンドウだったようです。
みくりが池の傍を歩きます。
このころにはバックの立山もかなりガスが上がってきて、青空も垣間見ることができました。
私たちほんとにラッキーですね。
みくりが池の水面には逆さ立山?が映り込んでいます。
バックも青空が多くなって、テンションが上がります。
少学生たち、どこに行くんでしょう?
石畳の遊歩道にはウサギギクも可愛く咲いてます。
私が今まで北アルプスに来ていたのは圧倒的に7月半ばが多く、7月半ばだとウサギギクはまだあまり咲いてないんですよね。でも、今回はあちこちで見かけました。
イワカガミの咲き残った場所。
7月半ばだとイワカガミやミツバオウレンなどが多いのです。
これはミヤマダイモンジソウで、これは弓折乗越などでよく見ていました。
クロトウヒレンも7月半ばには黒い蕾ばかりを眺めていた花ですが、咲いているのも見られました。
↑白山でも見かけたタテヤマアザミです。
ハナウドかなぁ?
四国にもツルギハナウドが咲くので、これだけはわかります。
チシマギキョウでしょうかね。
これは後日、あちこちで見かけました。
ミヤマホツツジももう咲いています。
明日から8月ですもんね、高山では8月はもう秋の始まりです。
これはキオン。
キオンも秋の花という印象があります。
立山にもカールがあります。
山崎カールというそうで、見えていますね。
みくりが池温泉のすぐ近くで、キク科の花が咲いてました。
中国地方でもよく見かけるゴマナかな?
標高の低い場所にも咲きますが、こんな高い場所にも咲くんですね。
↑15時57分、みくりが池温泉を通過します。
Hさんは今日はここで宿泊なので、ここでお別れです。
私とRさんが泊まる雷鳥沢ヒュッテはここから下りだそうですが・・・・
遊歩道を立山の方に向かって歩いているように見えるRさん
浄土山も良く見えてきました。
これは池塘なんでしょうか。
雷鳥荘が見えてきました。
遊歩道横にハクサンシャクナゲが咲いています。
真っ白なハクサンシャクナゲも咲いていました。
しかしこの遊歩道沿いのハイマツはえらく枯れていて、この時はなぜ枯れているかわかりませんでしたが、すぐ下の地獄谷から立ち上る噴気に有毒成分が含まれるようになってきて、枯れてきたようです。
立山って弥陀ヶ原周辺は活火山なんですね。知りませんでした。
ハイマツの向こうで手を振るRさん。
ここからは下りです。
眼下に雷鳥沢のテン場が見えてきました。
室堂からここのテン場までぐらいなら、テント泊の荷物を担いでこれるかも?
Rさんはこのテン場でテント泊を何度かされてるそうです。
チングルマの綿毛が独特の眺めを見せてくれます。
宿泊予定の雷鳥沢ヒュッテの手前までやってきたら、ウサギギクが可愛く咲いていました。
これが31日と1日に連泊する予定の雷鳥沢ヒュッテです。
途中から眺めた建物はかなり古そうでしたが、大丈夫かなぁ?
16時35分、雷鳥沢ヒュッテ到着でした。
温泉があるようですね。
Hさんが宿泊しているみくりが池温泉からは40分でした。
この後、途中まで出ていって明日の打ち合わせでもと思ってましたが、ちょっと無理みたいですね。
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