夏の終わりの石鎚へ、その2、ススキの穂も出て山は秋の始まり
思った通り、土小屋周辺も人が少なく、こんなに静かな石鎚は久しぶりかなぁ。
最近は百名山ブームなのかyamapで山ブームなのか知らないけど、百名山である石鎚や剣山は四国外からの登山者がずいぶん増えたと感じます。
↑駐車場から朝の石鎚を撮影しますが、申し分ないほどくっきりと見えています。
その手前に何やらできていましたが、これは去年はなかったように思うから、最近できたんでしょうね。
何しろ14時には小雨予報なので、下山時には見えてないでしょから、撮影するなら今のうち。
駐車場直ぐ横の林にはハリギリの花が咲いてました。
ハリギリの花って、今頃なの?
ウコギ科はどれもこんな花を咲かせます。
トイレに立ち寄るときに瓶ヶ森も撮影します。
あそこまでは、今年の6月に来てるんですけどね。
トイレを出て、いよいよ山へ向かう歩道を歩こうとしたら、イワアカバナが咲いていました。
こんなところに咲いているのは初めて見ました。
本格的な歩き始めは8時50分です。
石鎚の登山道は毎年のように補修されていて、この辺りもなんだか綺麗になっているような気がしました。
最初はほぼ平坦な歩きになっています。
道沿いに可愛いオトギリソウが咲いていて、これはナガサキオトギリかな。
ちょっとだけ踏み跡を辿ったら、ツルリンドウが咲いていて、今季初めての出会いだったので嬉しかったです。
これはバライチゴの実ですね。
モミジガサも咲いていて、最初はやや地味な花ばかりが続きます。
第一ベンチがもうすぐという頃、気の早いナナカマドが紅葉し始めていました。
思ったより暑いけど、気分だけは秋を感じます。
ベンチ付近からも石鎚がくっきりと見えています。
いい感じ・・・・
おまけに山の斜面にはススキの穂も出始めています。
これを見ると、秋だなぁと思います。
シロバナニガナの残り花。
立山ではクモマニガナの白花を見ましたっけ。
9時56分ごろ、少し登ったところにあるベンチ付近で休憩を取りました。
私たちは岩の上に腰掛けましたが、向かいのベンチには2人の方が休憩されています。
弥山から天狗に行くのが行けるだろうか?無理だろうか?と話されているので、「今日は天気がいいから、行かれたらいいですよ」とつい口を出してしまいました。それを機に少しお話した男の人はえらく体格が良くておまけに膝から下は素足がむき出しです。
10分ほど休憩して、再び歩き始めよとしたら、向かいのベンチの横に大登冷え連の花が咲いていました。
こんなところで咲いているのは初めて見たような?
私たちが歩き始めると、体格の良い男性も、ついてこられました。
私たちは花の撮影が目的なので、ペースが全然違いますからと話したのですが、体格の良い男性は無理やり後をついてくるので、仕方なくおしゃべりしながら歩き始めました。
この後がお日様が照り付ける暑い道がちょっと続きます。
稜線を乗り越して、涼しい陰に入ったとたんにミヤマタニタデの花が可愛く咲いてました。
これは石鎚と剣山で、毎回撮影してるので、今回も撮影します。が、ピンボケになってしまいました。
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