懐かしい奥大日と雄山へ、その9、薬師や槍穂も見えてきた

目の前に、奥大日方面の山が見えてきて、これが宿舎の雷鳥沢ヒュッテからも良く見えていましたが、これは2611m峰だったようです。

P8019593

P8019592_2

早朝は開いてなかったミヤマキンバイも黄色い花が開いて、登山道周辺をにぎわしています。

P8019595

上を見上げるとハクサンフウロとクルマユリのツーショット。

P8019597

先ほど横を通過した雪渓がもう後ろになってきました。

P8019599

そして、全容を現しつつある剱岳。

雪渓の上から吹き上げてくる風が気持ちよいです。

P8019606

私たちがいる登山道の下の方も雪渓で、シナノキンバイのお花畑になってます。

P8019619_2

これはトリアシショウマ?アカショウマ?

ショウマはバスの中からも見えましたが、同定が難しいですね。

P8019623

シシウドを前にして、立山方面です。

P8019627

クルマユリの蕾が可愛かった・・・

ユリは蕾の時からとても綺麗ですね。

輪生した葉っぱが見えます。

P8019628

カライトソウの花の前のような株が出てきて、まだ花が咲いてないのでその時はわかりませんでしたが、奥大日周辺はカライトソウも咲くようです。

P8019629

室堂乗越から歩いてきた稜線が見えています。

P8019630

白いニガナが?

シロバナクモマニガナらしいですが、ということは先ほど見かけた黄色いのもクモマニガナなのかな?

P8019633

珍しく、こんな木陰の中も歩きます。

すでにお日様が昇っているので、直射日光を避けられる木陰は有難いです。

P8019634

後ろから「タケシマランみたいです」と声がかかったので、引き返してみました。

花はまだのようで、蕾見たいです。

オオバタケシマランだと思いますが、これは果実の方が派手で綺麗ですね。

P8019637

再び、展望が得られて、行く手に弥陀ヶ原、そして一番奥に白山が見えています。

早朝の雲海はもう消えたようです。

P8019641_2

薬師岳の横に笠の優美な姿、そして、その左は黒部五郎かな、もっと左手には槍穂も見えてきましたよ。

山頂からの眺めが楽しみです。

P8019646_2

ちょっとしたガレ場もあります。

奥大日への行程でいちばん危なそうなのがここぐらいで、あとは歩きやすい道です。

P8019647

振り返ると、槍や穂高がはっきり見えてきたので、思い切りズームしました。

P8019651

真っ白なコバイケイソウの花。

P8019656

チングルマも見上げて撮影します。

P8019658

歩いてきた道をバックにRさんとHさんにモデルになっていただきました。

P8019661

稜線を乗っ越すまでもうちょっと。

あの向こうには何が見えるんでしょう?

楽しみ・・・・

P8019664

一方、花の多さは相変わらずで、ホソバノキソチドリのような花も出てきました。

P8019667

↑撮影に余念のないHさん。

P8019669

この辺りはピンクや黄色のお花畑になっていて、後ろから来られるHさんがなかなか来ないようです。

この辺りのお花畑に引っかかるだろうなぁと思っていましたが案の定ですね(^^;)

コメント

keitann様 「凄い眺めでしたね。」・・・・としか言いようのないほど、圧倒的な景色が続きました。
 こういうことはそう何度もあることではないでしょうが、そういう天気をちゃんとアテるのですから普段の心掛けがものをいうのでしょうね。
高山植物も多彩で、出てこないのはコマクサ、クロユリくらいのものでしょうか。
そして真打ちはやはり、山岳景観ではないでしょうか、この素晴らし過ぎる景観にすっかり酔わされてしまいました。
特に薬師から黒部五郎、笠、水晶、赤牛、槍穂に続く眺めは圧巻ですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

これほど天気の良いアルプスは、ほんとに久し振りでした。
それこそ51年前に歩いた時も晴天が1週間続いてこんな眺めだったようです。
ただ、悲しいかな、当時は北アルプスがまだ2度目で、山の名前も北アルプスの概念図も
頭に入ってなかったので、ただただ歩いただけでした。

今回は歩くにつれ、薬師が現れ笠が現れ、ついには槍穂も見えてきて、ワクワクでした。
足元を見るのも忙しいし、眺めを見るのも忙しいし。。。
というわけで、歩きに集中できず、奥大日までしか行けませんでしたが、それでも十分
満足しましたよ。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

懐かしい奥大日と雄山へ、その8、雪渓が出てきてオオバキスミレも咲いていた

懐かしい奥大日と雄山へ、その10、大撮影大会のあと、ようやく山頂に着いた