懐かしい奥大日と雄山へ、その9、薬師や槍穂も見えてきた

目の前に、奥大日方面の山が見えてきて、これが宿舎の雷鳥沢ヒュッテからも良く見えていましたが、これは2611m峰だったようです。

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早朝は開いてなかったミヤマキンバイも黄色い花が開いて、登山道周辺をにぎわしています。

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上を見上げるとハクサンフウロとクルマユリのツーショット。

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先ほど横を通過した雪渓がもう後ろになってきました。

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そして、全容を現しつつある剱岳。

雪渓の上から吹き上げてくる風が気持ちよいです。

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私たちがいる登山道の下の方も雪渓で、シナノキンバイのお花畑になってます。

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これはトリアシショウマ?アカショウマ?

ショウマはバスの中からも見えましたが、同定が難しいですね。

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シシウドを前にして、立山方面です。

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クルマユリの蕾が可愛かった・・・

ユリは蕾の時からとても綺麗ですね。

輪生した葉っぱが見えます。

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カライトソウの花の前のような株が出てきて、まだ花が咲いてないのでその時はわかりませんでしたが、奥大日周辺はカライトソウも咲くようです。

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室堂乗越から歩いてきた稜線が見えています。

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白いニガナが?

シロバナクモマニガナらしいですが、ということは先ほど見かけた黄色いのもクモマニガナなのかな?

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珍しく、こんな木陰の中も歩きます。

すでにお日様が昇っているので、直射日光を避けられる木陰は有難いです。

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後ろから「タケシマランみたいです」と声がかかったので、引き返してみました。

花はまだのようで、蕾見たいです。

オオバタケシマランだと思いますが、これは果実の方が派手で綺麗ですね。

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再び、展望が得られて、行く手に弥陀ヶ原、そして一番奥に白山が見えています。

早朝の雲海はもう消えたようです。

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薬師岳の横に笠の優美な姿、そして、その左は黒部五郎かな、もっと左手には槍穂も見えてきましたよ。

山頂からの眺めが楽しみです。

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ちょっとしたガレ場もあります。

奥大日への行程でいちばん危なそうなのがここぐらいで、あとは歩きやすい道です。

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振り返ると、槍や穂高がはっきり見えてきたので、思い切りズームしました。

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真っ白なコバイケイソウの花。

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チングルマも見上げて撮影します。

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歩いてきた道をバックにRさんとHさんにモデルになっていただきました。

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稜線を乗っ越すまでもうちょっと。

あの向こうには何が見えるんでしょう?

楽しみ・・・・

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一方、花の多さは相変わらずで、ホソバノキソチドリのような花も出てきました。

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↑撮影に余念のないHさん。

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この辺りはピンクや黄色のお花畑になっていて、後ろから来られるHさんがなかなか来ないようです。

この辺りのお花畑に引っかかるだろうなぁと思っていましたが案の定ですね(^^;)

コメント

keitann様 「凄い眺めでしたね。」・・・・としか言いようのないほど、圧倒的な景色が続きました。
 こういうことはそう何度もあることではないでしょうが、そういう天気をちゃんとアテるのですから普段の心掛けがものをいうのでしょうね。
高山植物も多彩で、出てこないのはコマクサ、クロユリくらいのものでしょうか。
そして真打ちはやはり、山岳景観ではないでしょうか、この素晴らし過ぎる景観にすっかり酔わされてしまいました。
特に薬師から黒部五郎、笠、水晶、赤牛、槍穂に続く眺めは圧巻ですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

これほど天気の良いアルプスは、ほんとに久し振りでした。
それこそ51年前に歩いた時も晴天が1週間続いてこんな眺めだったようです。
ただ、悲しいかな、当時は北アルプスがまだ2度目で、山の名前も北アルプスの概念図も
頭に入ってなかったので、ただただ歩いただけでした。

今回は歩くにつれ、薬師が現れ笠が現れ、ついには槍穂も見えてきて、ワクワクでした。
足元を見るのも忙しいし、眺めを見るのも忙しいし。。。
というわけで、歩きに集中できず、奥大日までしか行けませんでしたが、それでも十分
満足しましたよ。

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