まるで夏山みたいな寒風山へ、その2、風に助けられながら登ります
桑瀬峠で休憩していると、時折、下山の方が通られます。
皆さん、この日はとても暑かったので、早出して下山も早いんですね。「ここから上の樹林帯は涼しいから頑張って登ってください」とアドバイスいただき、ほっとしました。
稜線に出たら、きっと陽射しが強くて暑いだろうなぁと内心杞憂していたので・・・
暑いので、またまたアクエリアスをがぶ飲みしてしまいました。
15分以上も休憩したあと、ようやく歩き始めます。
↑東の方を眺めると、奥の方に高い山なみが見えていて、どうやら剣山系のようです。冬ならまだしも、夏場に寒風山から剣山系を見たことは今までありませんでした。
白くて小さなウツギの花はコウツギかな?
樹林を抜けると、伊予富士方面が見えてきました。
見えているのは鷹ノ巣山です。
リョウブの白い花も咲き始めましたね。
ここまで登ってきたら、伊予富士の全貌が見えました。
西黒森へとツすく稜線もはっきり見えていて、この日は素晴らしい眺望です。
とりあえず、笹ヶ峰から瓶ヶ森までは全部歩いてるなぁ。
今年はとうとう東赤石にいまだに登ってないので、この日初めて見られたフジイバラ。
この辺りから早くも海岸線が見えてきて、見えている町は丹生川辺りかしらん?
今から向かう寒風山山頂方面もくっきりはっきり見えて、まるで秋の山みたいですが、青々とした山に違和感を覚えます。ふつう、山が青々としている時は、ちょっと霞んでいるものですが・・・・
これを撮影したトラバース道は、瀬戸内側から涼しい風が吹き上げてきて、とても涼しくてほっとしました。
ブナの樹林に入ったら、実をつけたブナがありました。
その前に行った皿ヶ嶺でも、実をつけたブナを少し見ましたが、今年は裏年のようです。
寒風山はそれほどブナは多くないけど、それでもこの辺りがいちばん多い場所です。
ヤマシグレの花が赤くなっていますが、まだ咲いてはないのかな?
笹ヶ峰とチチ山もえらくはっきりと見えてるではないですか。
瓶ヶ森方面の展望所から眺めた西黒森と瓶ヶ森の女山。
女山に登ったのは6月1日のことですから、それから一か月が経ちましたが、これほど暑くなるとは・・・・
登山道直ぐ横に白い小花が咲いているのはクロヅルの花です。
クロヅルの花をこんな風に間近で見るのって珍しいと思いました。
これは花は目立ちませんが果実になると良く目立ちます。
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