6月初めの散策で、ベニバナヤマシャクヤクとシロバナベニバナヤマシャクヤク
この2年ほど、ベニバナヤマシャクヤクを見に行っていませんでした。
今年は久々に見てみたいと思ったので、例年より少し早めに行ってきました。今年は花の開花が全体に一週間は早いのです。
どんぴしゃりで咲いていました。
あまり開いたのより、これぐらいが綺麗だと感じます。
前回の訪問はちょうど三年前だったようですが、今回は株数がかなり増えていて驚きました。
最近の山登りでもシコクブシが齧られているのを見かけましたが、ヤマシャクヤクやベニバナヤマシャクヤクだけはシカも絶対に食べないようです。これまでに株を見かけなかったところでも、種がこぼれるのかかなり増えていて、喜ぶべきことなのかどうなのか?
中でこんな珍しい花を見ました。
これはベニバナヤマシャクヤクの白花の個体です。
シロバナベニバナヤマシャクヤクというようですが、名前を聞いてもややこしいですね。
良く知らない方は、普通のヤマシャクヤクじゃないかと思うようですが、花期が全然違いますね。
ベニバナヤマシャクヤクの中でこれだけ白い花を咲かせていました。
とりわけピンクの濃い個体でした。
葉も縁の辺りが少し赤っぽくなるようです。
そのうち、この山中に咲くかもしれません。
こんにちは。良かったですね。今年はベニヤマシャクヤクの開花を見逃しました。タイミングが難しいです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2024年6月10日 (月) 18:51
ベニバナヤマシャクヤク、とてもきれいです。貴婦人を想像します。
上高地を歩いた時に観たのが最後だと思います。
シロバナベニバナヤマシャクヤクは観たことがありません。珍しいようですね。
不思議な名前ですが、ベニバナヤマシャクヤクの白花なので、実を表した名前です。
シロバナアカツメクサも同じような名付け方ですね。
投稿: shu | 2024年6月10日 (月) 20:29
多摩NTの住人様、そちらでもベニバナヤマシャクヤクが咲くんですか?
関東では普通のヤマシャクヤクも珍しいみたいなので、ベニバナが咲くとは思いませんでした。
惜しかったですね。
来年のブログにアップできるといいですね。
投稿: keitann | 2024年6月13日 (木) 21:39
shuさん、こんばんは。
花散策の記事にコメントを頂きましてありがとうございます。
上高地にもベニバナヤマシャクヤクが咲くのですか、びっくりです。
四国では徳島の山にはかなり咲くようですが、愛媛の山にも咲くそうで、場所を
教えてもらったことがあります。シカがまったく食べないので、これだけは増えて
いるようで、5年後には辺り一面ベニバナヤマシャクヤクでピンクに染まるのでは
ないかとさえ思いましたよ。
ルリハコベに赤い花が咲くのがあって、アカバナルリハコベというのですが、これなども
語感には違和感があり、ベニハコベとも呼ばれているようです。
投稿: keitann | 2024年6月13日 (木) 21:44
keitann様 こんにちは
まずは、花を見ることが出来て良かったですね。
小生はこの花を一度だけしか見たことが有りません。もう遠い昔のことになってしまいました。
ところで鹿が食べないというのはありがたいことではないでしょうか。
しかし、敵もさるもので、植物毒に順応してきますので成り行きを注意して見守る必要がありそうです。
投稿: ぶちょうほう | 2024年6月23日 (日) 11:07
ぶちょうほう様、こんばんは。
そちらの山でもベニバナヤマシャクヤクが咲くのですね。
そうしてみると、全国各地で咲くということですね。
シカが食べない植物はいろいろあって、トリカブトの仲間、テンニンソウの仲間、バイケイソウ、
カニコウモリや、ヤマシャクヤクなど。
徳島の山を歩いていると、たまにトリカブトやテンニンソウですら最近は齧った後があり
シカが毒に対して耐性ができているようです。でも、今のところはヤマシャクヤクや
ベニバナヤマシャクヤクは齧った形跡が一切ないようです。
ベニバナヤマシャクヤクが増えるのはいいとしても、木の皮が齧られ、木が枯れて枝が散乱したり
木が倒れたりするのは無残な眺めです。
林床のササもすっかりなくなり、最近はシカが西へ移動して石鎚山系も危うくなってきています。
日本全体の問題かもしれません。
投稿: keitann | 2024年6月23日 (日) 22:24