初めての黒笠山へ津志嶽から縦走、その4、何とか11時に山頂着、思いがけず人に会った
木の根道の急登を登っていると、またまた後ろから若者が追いついてきました。
先ほど抜いてもらったはずなのですが、調査ともなると、あちこちでわきに入っていろいろと調べているようで、いつの間にか私たちの後になっていたんですね。
↑長靴を履いて登る若者たち。
これを登りきると、あとはそれほど急登ではなくなり、歩きやすかったと記憶しています。
シャクナゲはほとんど終わってましたが、なぜかミツバツツジの咲き残りがありました。
嬉しいことに、シロドウダンも咲いてました。
季節は早くもドウダンの季節にシフトしているんですね、
シャクナゲはブッシュを作るようで、ところどころ、シャクナゲに通行を邪魔されるような個所もありました。
嬉しいことに、まだ綺麗に咲き残っていたシャクナゲも見かけました。
これは3年前に歩いた時も記憶に残っていた大ブナ。
Rさんにブナの前で立って頂きました。
ここまで大きくはないけど、かなり大きなブナがこの後も出てきました
↑この急登を登り切ったら、山頂に着くようです。
↑10時58分、津志嶽山頂に到着しました。
やれやれ、何とか11時前に着きました。さすがにお腹がすいたので、ここでおにぎりを一つ食べます。
すると、先ほど追い越してもらった若者が山頂にやってきました。また、どこかわき道に入っていたようです。
↑若者にお願いして、山頂で2人一緒の写真を撮ってもらいました。
その後も少し休憩していたら、単独男性が山頂に来られたので驚きました。
今日は貸し切りだとばかり思っていたら、私たちも含めて3組の登山者がいたようです。
少し遅れて、もう一人の男性もやってこられ、どうやら2人で登られてきたようです。
この方たちに、私たちがこれから黒笠山まで行くと話したら、すごくびっくりされました。そして、私たちが参考にさせていただいたyamapの記録を、彼らも目を通されているらしく、最初の下りが激下りらしいねと・・・そして、その少し前に白井から黒笠山に登ったけど、道が荒れていて、ガレ場やザレ場が多くて難儀したと・・・それも気になりますが、ここまで来たら、前進あるのみですよね。
山頂の少し下には3年前にはミヤマザクラが咲いてましたが、これも実になっていました。
↑三年前に咲いていたミヤマザクラ。こんなに可愛い花なんですよ。
山頂から、反対方向に少し下ったところでは、カマツカの花が咲いてました。
この時期は、白い花ばかりですね。
これを撮影し終わったら、いよいよ、未知の道へと進むことにします。
11時16分、まずは下り口を探します。
前日に黒笠までのコース取りを、yamapの記録で拝見しましたが、ルートは尾根に沿って歩いているようです。
下りやすそうなところから下り始めました。
↑この道、赤テープはほとんどないのですが、下りの最初で枝に赤テープが見えました。
↑画像で見ると、それほど急斜面ではなさそうですが、まずまずの急斜面です。
それでも私たちも県境歩きで鍛えられたので、このぐらいの下りは大丈夫です。
途中、行く手が見える場所があったので、遠望します。
どうやら、矢筈方面が見えていたようです。
下りながら、横を見ると,ヤマブドウが良く繁っていました。
今年はヤマブドウは豊作のような気がしてますが、これはさすがに確かめに行くことはできませんでした。
下りの最後の方では、斜面も緩やかになってきました。
80mほどの下りですが、あとちょっとで下り切りそうです。
ヒメシャラの木なども見えてきました。
keitann様 目指した最初の山頂に、時間以内に着いたようで、第一関門を通過されたようです。
次なる稜線歩きは、やはり、冒険じみているようで、しかもロングコースではないですか。
これが一人旅でしたら、気持ちも臆するところですが、二人連れとなりますと、心強いものですね。
これから先はどんな場面が出て来ることでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2024年6月23日 (日) 12:08
ぶちょうほう様、ロングコースを歩く時は時間配分も多少は考えないと
いけませんね。
去年、阿讃縦走路を踏破したことで、いろいろな稜線を歩きなれたというか
そういうことに面白みを感じるようになってきました。
常日頃一緒に歩いている気の合った仲間がいてくれればこそですね。
この稜線は心配していたより、ずっと歩きやすい稜線でしたよ。
投稿: keitann | 2024年6月23日 (日) 22:39