最高のアケボノを見ながら大登岐山まで縦走、その5、意外な出会いの後、最後の急登にヘロヘロになりそうに
お昼休憩もゆったりと25分も取りました。
何しろ、気持ちのいい一日でした。
ここまで来たら、兵庫山ももうすぐだし、何とか大登岐山には登れそうな気がしてきました。
↑12時44分には兵庫山目指して歩き始めました。
最初は下りです。
↑ずっとブナの尾根が続いていて、ときどきアケボノツツジやミツバツツジが咲いていて、ほんとに素晴らしい稜線です。
あれが大登岐山かなぁ?
この辺りのミツバツツジは色が濃くて素敵でした。
AさんやKさんが歩かれている前の方には稜線の南側の木がなぜか何本も倒れています。
こういうところは風の通り道になるので、強風で倒れたのでしょうか。
その木々が倒れている間にクロフネサイシンをAさんが見つけてくれました。
私はなぜか画像がピンボケ~。
数少ない花なのに、なぜちゃんと撮影できないかな?自己嫌悪ですね。
そこからあること10分ちょっと、13時12分に兵庫山山頂に着きました。
玉取山山頂から昼食時間も含めてですが4時間もかかったことになります。
5人で例の記念撮影です。
↑昼休憩頃から少し曇ってきて、山頂に咲いていたアケボノのバックに雲が写ってます。
Sさんのお話では以前は兵庫山は展望がなかったそうですが、今回は大登岐山方面の展望がありました。
なんかこの先もかなりアップダウンがありそうですね。
とりあえずはかなり下るようです。
案の定、急降下です。
ところが楽しいKさんがいるので、なんだか急降下している雰囲気がなくなってますね(^^;)
その急降下後・・・・・
例によって足の速いKさんとAさんは先に行ってしまったのですが、私が追いつくと、KさんとAさんがどなたかと話をされてました。
え~~?こんなところですれ違う人がいらっしゃろうとは・・・・
向こうは男性二人組です。
こちらは女も交えた5人ですから、お二人はこちらよりびっくりされただろうと思います。
最初はAさんのお知り合いなのかなと思っていたら・・・・
お会いしたのはヤマッパーのPさんでした。
高知の方かなぁと思っていたら、そうではなく愛媛の方で、しかも私よりも年長な方でした。
5人の中では私がいちばんの年長だったので、ちょっと嬉しかったり・・・
Pさんが、もう一人の方を大登岐山に案内してこられたそうです。
桑ノ川林道から登ってこられ、大登岐山にまず登られ、今から兵庫山に登られるところだったようです。
なんと、この出会いで16分間、この場所にいたようです。
人とほとんど合わないコースなので、ここを歩いていると人恋しくなるんでしょうね。
そんな訳でちょっとした休憩を取った勘定でしたから、あとは急ぎ足で下ります。
↑13時59分、最低鞍部まで下ってきました。
ここが桑ノ川林道への分岐になっています。
Sさんのお話では分岐から30分で登山口に下れるそうです。
そして、ここからがいよいよ大登岐山への最後の登りが始まります。
最初はまだ良かったのですが・・・・
その後すぐに、だだっ広い鞍部に差し掛かりました。
ここからが落ち葉の急斜面です。
上を見ると、いやになるような急な斜面です。
足元が落ち葉で靴が沈み込むので、なかなか足が上がりません。
標高差にして70mほどそんな登りが続きます。
これがきつかったです。
↑ようやく足元が固い場所まで登ってきて少しマシになりましたが、相変わらず急傾斜です。
そのうちシャクナゲ尾根が少し出てきました。
20分ほどの急登りの末に、ようやく平坦な場所が少しありました。
やれやれ・・・・
横にヌタ場が見えます。
かつてはササヤブだったんでしょうが、今は痕跡程度。
その後、笹が少し出てきました。
登りもまたまた復活です。
上に見えているのが山頂なんでしょうか。
笹が背の低い笹に変わり、急だけどまだ登りやすい尾根道となりました。
最低鞍部が標高1200でしたから、山頂までは250ほどの登りです。
尾根の西側に時々アケボノが出てきて和みますが、花を見るふりをして、足を休めます。
後ろから登ってくるRさんは若いので登りが強いのですが、そのRさんも息が荒くなっているようです。
おや、アケボノの下に見えているのは高知と愛媛の県境尾根みたいですね。
もうちょいかなぁ?
上でAさんたちが背中を向けて、向こう側の展望にしきりと見入っている姿が見えました。
お待たせして悪いのですが、休み休み登っていると・・・・
14時50分、ようやく皆さんが立っていた頂きらしきところに登ってきました。
↑絶景ですね。
黒岩山から野地峰、東光森へと続く稜線です。
東光森からこちらはまだ私が歩いたことのない稜線ですね。
そして、南側には早明浦ダムが少し見えていました。
その向こう側は岩躑躅山でしょうか。
南の峰々の中にはちょっと前に登った工石山も見えているとか・・・
しばらく展望を楽しんだら、今度こそ山頂を目指します。
ここは大登岐山の肩だったんですね。
稜線伝いには行けないらしく、いったん少しだけ下って稜線の東側をトラバースしていきます。
途中で稜線に出てきました。
稜線に咲くアケボノはさすがにこの日でいちばん高い場所だけあって、アケボノが初々しくてきれいでした。
15時3分、この日の目的地である大登岐山に到着です。
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