最高のアケボノを見ながら大登岐山まで縦走、その4、大岩周辺をやり過ごしたらトレラン女性とすれ違う
バイケイソウの群落を通過したところで、Aさんがしきりと撮影されてます。
何を撮影されてるのかと思ったら、これでした。
↑ピンクのラインの入った可愛いコミヤマカタバミが苔の中で咲いていました。
コミヤマカタバミは大好きな花ですが、普通は真っ白な花弁なのが、時々、こういうピンクの筋がある個体が咲くのですね。
歩くのが超速いけど、花も大好きというKさんがこんなコミヤマカタバミは初めて見たと言って大喜びしています。剣山にもこういうのが咲いてるわよと、情報を教えてあげたり・・・・
やっぱり女子はいくつになっても花好きですからね。
コミヤマカタバミが咲く稜線の北側から稜線へと復帰します。
ここまで来たら、今季お初のオオカメノキも出てきました。
バックに丁度、大森山や佐々連尾山方面が見えています。
西の方角の吊り尾根辺りは早くもガスが湧いてきてるようです。
この翌日は、もう雨予報なので、西から天気が崩れてきてるるのでしょうか。
この辺りはアケボノのお色も見えていますね。
次々と目を楽しませてくれるツツジたちに退屈しません。
岩がが出てきました。
どうやら大岩に差し掛かったようです。
大岩というのは地図上では兵庫山手前の1226mピークのそのまた手前500mぐらいにある岩場のことらしいですが、その岩が岩場に差し掛かったようです。
ちょっとしたアクシデントもあって少し時間がかかりましたが、結果的には他ぶん何事もなく歩いていきます。
↑こんな感じで、とてもスピードは出せません。
岩と岩の間の幅70センチぐらいの隙間。
メタボチエック?と思ったけど、みんな通れそうです。
Sさんは逆向きに縦走された時は、この隙間を向こう側からこちらへと歩かれたとか・・・
しかし、踏み跡は、この岩場の南側を巻いているようです。
岩場から離れる感じでどんどん下っていくので、心配になりましたが・・・・
こんな感じで、岩場を巻きます。
Kさんがポーズを取ってくれるので楽しい画像になりますね。
岩の基部に沿って 巻きます。
やがて、登り返して再び稜線に出るようです。
やれやれ、何とか大岩をやり過ごしたようですね。
後ろに見えるのがたぶん大岩。
オオカメノキは下から見上げることが多いですね。
目の前に咲いていたアケボノ一輪。
一輪でも可愛いツツジです。
丁度赤星が北に見えるので、赤星をバックにアケボノを撮影しました。
大岩をやり過ごしたと思ったのに、まだこんな岩場を下ったりもします。
11時31分、南西の方角に山が見えてきました。
Aさんがあれは兵庫山と言われるのですが、Aさんが、方角から言ってあれは大登岐山でしょうと・・・
確かにここまで歩いてきて、兵庫山があんなに遠かったら私たちへこたれてしまいます。
兵庫山は地図を見ると、今いる場所の真西にあるはず。
見えている山が最終目的の大登岐山と分かって、皆、安堵しました。
その後は、岩場もそれほどでもなくなり、比較的歩きやすい場所が続きます。
アケボノも次々出てくるし、全員に、これなら何とか歩けそうという安堵感が漂いました。
コハウチワカエデの新緑とアケボノのピンクです。
緩やかな稜線を下ります。
花はほんとに少ないのですが、コタチツボスミレが一輪。
ミツバツツジの向こうに見えているのが兵庫山っぽいですね。
なんと花つきの良いミツバツツジでしょう。
この日一番でした。
この直前に1226m小ピークを知らない間に通過していたようです。
12時丁度に、向こうから歩いてくる人がいて、なんと駐車地点で私たちより一足先に出発されたトレランの女性でした。もう大登岐山から折り返されて復路を走られてるんですね。
すごいですね。
単独で、こんな厳しいルートをトレランされるなんてすごすぎます。
「お気をつけて」と声をかけて私たちも気合を入れました。
何度もアップダウンがありますが、歩きにくかった岩場は終わったようで、玉取山頂通過直後みたいに平坦な樹林を下ります。ここも良いテン場になりそう・・・
真っ白なミヤマハコベが途中で咲いていました。
歩いた稜線を背にして、登っていきます。
歩いた道が見えるのっていいですね。
兵庫山への登りに差し掛かっているのはわかっていたのですが、あまりにもお腹がすいたので、この辺りでお昼休憩にしてもらいました。時刻は12時18分です。
兵庫山は山頂の展望はないということなので、ここで休憩でも良しということですね。
おにぎりを食べて人心地がついたところで、Kさんから茹でたコシアブラが配られました。
天ぷらしか食べたことがなかったので、珍しいですね。
こんにちは。アケボノを満喫できて最高でしたね。お疲れ様でした。
投稿: 多摩NTの住人 | 2024年5月11日 (土) 12:28
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日はアケボノツツジのお花見には絶好の一日で、皆さんの都合がついて
良かったです。いろいろな条件がそろわないといけないコースなので、ラッキーでした。
投稿: keitann | 2024年5月12日 (日) 23:21