雲辺寺界隈をみっちり歩く、その2、お遍路さんや登山者の方に会いました
ベンチにザックを置いて、ストックとカメラだけ持って三角点へと向かいます。
どこからでも這い上がれると思っていたのですが、地形を見ると、少し先から尾根が出ているようです。
↑この日歩いたログです。
この日はなんと結果的には15キロ近くも歩いていました。
遍路道を一升水から少し歩くと尾根があるようです。
9時40分、尾根の基部までやってきました。
わかりにくいけど、テープがありました。
ここから北に向かって尾根伝いに登っていきます。
途中、ちょっとヤブっぽくなっているところもありましたが、大したことはありません。
ほぼ登り切ったところに杭が危うくあったので、三角点と間違うところでした。
が、三角点は、尾根をもう少し歩いたところにありました。
↑9時49分、三角点に着きました。
三頭三角点で点名は「坂瀬」です。
↑お約束の記念撮影もします。
このあと、三角点から直接一升水方面に下ろうかと思い、下りかけましたが、急斜面で危なそうなので止めて、元の尾根に戻ります。
↑元の尾根に戻ったところです。
そして、登った尾根を遍路道へと下ってきました。
ザックをベンチに置いてこなければ引き返す必要はなかったのですが、ザックを置いてきたために、元来た道を引き返します。
その間に見たヤブツバキの花。
一升水のベンチに戻ってきたら、ちょっとおなかがすいたので、軽く行動食を食べました。
食べていると、傍にあったアセビの木に花が咲いているのに気づきました。
何だかんだ言っても春ですねぇ。
春はまずは地味なアセビの花などから咲いてくるんですね。
↑そろそろ出発しようと思っていたころ、下ってこられた夫婦連れのお遍路さんとすれ違いました。
この日はこの後も、あちこちでお遍路さんや登山者の方にお会いしました。
結局、10時14分に、一升水を再び出発しました。
三角点getと休憩を含めて40分を要したことになります。
歩き始めてすぐに、トキリマメのサヤを見ましたが、すでに中にあるはずの黒い豆は落ちたのか、なくなっています。
またまたベンチと説明板が出てきました。四国の道になっているので、至れり尽くせりですね。
この後がちょっと急こう配になっているのですが、ここで単独女性のお遍路さんが下って来るのとすれ違ったので、少しお話をしました。
その方はストックではなく金剛杖を持たれていて、下りに難儀されているようだったので、ストックの方が持ちやすくて便利ですよというような話をしたのです。大きな荷物を持たれていて、ちょっと大変そうでしたが、女性一人で歩き遍路うぇおされるからには、何か事情もおありなのかなぁなどと思ったり・・・・
かなり登ってきたのか、瀬戸内海や島が一望できる場所に出てきました。
手前にはやっぱりヤシャブシの花が見えています。
その後も「へんろみち」についての説明板もあったりします。
丁石についての説明もあると思っていたら・・・・
早速、お地蔵様の丁石が出てきました。
こういうのを見かけると、遍路道の雰囲気満点です。
道は、最初の急坂がうそのように平坦な歩きやすい道になってきました。
そして、ところどころ、雪が見えています。
この前の日、平野部ではお昼に急な雨が降ったのですが、山では雪が降ったようです。
私たちが歩いた日も、気温がかなり低かったので、雪が解けなかったようです。
↑広くて平坦な歩きやすい道です。
傍らにはベンチもあります。
雲辺寺迄の道のりが3キロを切りました。
辺りの風景はアカマツ林に変わってきました。
切り落とされたようなお地蔵さまは、たぶん廃仏毀釈のせいかなと思いました。
こんなことまでしなくてもいいのに・・・・
道端にはイイギリも見られましたが、もう赤い実の色が飛んでしまっています。
年明け早々に竜王山方面で見た時はまだ鮮やかな色だったのですけどね。
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