弥谷山展望所までちょこっと歩き、その2、最後にコバノミツバツツジが狂い咲
稜線に出たら、展望所まではすぐでした。
↑展望所は二か所あって、最初の展望所は善通寺五岳方面の眺めが見えます。
しかし、爺神山は木の陰になって見えません。
やはり、ここから眺めると高速のすぐ南に鬼ヶ臼、その向こうに傾山が見えています。
その後、高瀬方面が見える展望所へと移動しました。
ここからは善通寺五岳のうち火上山しか見えませんが、爺神山が良く見えて、その南に鬼ヶ臼と傾山が見えているので、これでもう間違い様がないです。
これを確かめたら、すぐに下山にかかりました。
そのまま下ろうかと思いましたが、思い直して久しぶりで本堂を拝んでいくことにしました。
途中に摩崖仏があります。
古岩屋寺と雰囲気が似てなくもないかな。
岩壁には肉眼では「南無阿弥陀仏」と彫られているのもちゃんと見えました。
本堂からも傾山が少しだけ見えてますね。
帰り道でも、境内の紅梅に見入ってしまいました。
108段の石段は下らずに、帰りは以前バスが通っていた車道を下ってみました。
バスが走っていたころはここを歩くことは禁止されてましたが、今は構わないようです。
私のほかにももう一人、女性が下っていかれました。
おまけに、車道沿いでテイカカズラの西日が当たった個体が見つかり、大喜びでした。
陽射しがあるのとないのとでは、天地ほども差がありますね。
ソヨゴもまだ少し、果実が残っていました。
最後に、もうすぐ休憩所というところまで下ってきたら、何やら紫色のものが見えます。
え?まだヤブムラサキの実が残ってるんだと、最初は思ったのですが・・・・
それにしては鮮やか過ぎるし、大きいし・・・・
何とコバノミツバツツジでした。
しかもたくさん咲いてました。
西日がよく当たる場所なので、勘違いして咲いてるんですね。
この時期、色のついたものは貴重なので、良いものが見られました。
おまけにこんなものまで見られましたよ。
↑イズセンリョウの果実です。
今まで香川ではイズセンリョウは金比羅さんの裏参道や東讃の海辺の山でしか見てなかったのですが・・・
ここは私のホームグラウンドとでもいうべき山なのですが、初めての発見でした。
で、肝心のアオモジですが、こんなのしか見られませんでした。
でも、全体としては、いろいろと見ることができ、やはり野山に出てみるものですね。
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