弥谷山展望所までちょこっと歩き、その1、掲示板が気になって
山仲間のエントツ山さんの掲示板にHさんが投稿されていて、なんでも弥谷山の展望所から眺めたおむすび型の山がわからないということでした。弥谷山山頂は展望も何もなくて、そこから黒戸山方面へと15分ほど歩いたところに数年前から展望所ができているので、そこだろうと思います。弥谷山と言えば、実家から近いので、私が山登り復帰してから、足しげく通っている山なので、ここは地元の私がたしかめにいくべきかなぁ。画像を見る限りではその山は高速の南側に位置するようなので、傾山ではないかと思いましたが、現地で確認する方がベターです。
確かめてこようと思うものの、野暮用もあったりで時間が取れず、2月2日は予定のない日だったので、午後から実家に畑仕事に行くついでに立ち寄ってみることにしました。展望所までだったら往復2時間もあれば行けるはず。

↑ということで、確認のために撮影した画像です。
やはりあの位置であの形は傾山ですね。

自宅をお昼過ぎに出た時は素晴らしい青空が広がっていました。
ふれあいパークみのの手前で白梅を見かけたので、車を停めます。
粟島でたくさん見たあとでしたが、島以外ではまだこのぐらいの咲き加減ですね。
一番綺麗な時かもしれません。

ヒヨドリは好みを食べるというセンダンの実。
まだまだいっぱい残っていました。

こちらはノイバラのローズヒップ。
赤い実ですが、最近はリース用にも人気があるようです。
12時50分ごろ、弥谷寺の駐車場に車を入れました。
この日は散策用のザックで、中身はお茶のペットボトルが一本だけ。(^^;)
車に財布を入れておくと不用心なので、財布だけはザックに入れました。

↑数年前に上までバスが走っていたのですが、人気がないのか今はもうバスは走てちませんが、ここがかつてのバス停でした。トイレも整備されてます。

いつものように石段を登って左手に
俳句茶屋がなくなり、この道も殺風景になりました。

鬱蒼とした中を石段を登ります。

アオキがあったんですね。
この時期にはあまり来ないので、初めて気づきました。

この周辺はヤマアイがいっぱい生えていて、冬場はヤマアイの花を探すのが楽しみでしたが、まだ花芽が上がってません。

お寺の境内は木も切ったりしないからか、大きなケヤキと思われる木があります。

108段の石段を登りきると、紅梅の花が出迎えてくれました。

弥谷寺の紅梅は今まで何度か見ているけど、以前見たのは、もう10年以上も前かも知れません。
嬉しくて、5分ほど眺めました。

平日にもかかわらず参拝客が多く、下っているのが108段の石段です。
私は境内の中を進んでいきます。

花芽が上がったヤマアイの株がようやく見られました。

前の日に雨が降ったからか、開いているイワヒバ。
私の父はイワヒバが好きで、私が小学生の頃はこれを採りによく山に入っていました。
昔の山菜取りの感覚ですね。その父も亡くなって45年近いので,時効でしょうか。

大きなカゴノキ。

カゴノキの反対側にはたぶん多宝塔と思われる建物。

同じ側に、幹の赤いバクチノキ。

周辺にはテイカカズラが絡まっていて、綿毛が見えましたが、日が雲に隠れたので、撮影してもぱっとしません。
帰りに陽射しを期待するとしましょう。

キヅタの実が大きくて立派。

コウヤボウキの綿毛もまだ見つかりますが・・・

ブログ仲間の方に教わったコウヤボウキの萼片が花のように見えるというもの。
ほんと、ちょっとした花みたい・・・・
20年も野草散策していても、今更ながら気づくことも多いです。

稜線へのショートカットの道の分岐まで来ました。
この地図や道標、いったいいつから立てられたのか?
10年前にはなかったはずです。
その後は樹林の中をジグザクと10分登ります。

13時35分、稜線に出ました。
展望所はここからほんの一歩きです。
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