行き当たりばったりで登った紅ノ峰、その2、直登とトラバースを繰り返して山頂へ
車道沿いに登山口があったので、ちょっと拍子抜けしたような気になりました。
あんなヤブが続いたら到底登れそうもなかったからです。
yamapの地図には登山道がちゃんと記載してありましたけどね。
↑この日のログですが、登りは神社経由で登ったらとんでもないヤブヤブで往生しました。
ところがヤブを登っているといきなり車道に飛び出たのです。
車道を少しだけ右手に行ったら、登山口がありました。
↑登山口から見上げた紅ノ峰です。
登山口周辺はちょっとした畑になっていて、下山時は家族連れが晩柑対を収穫しに来ていました。
登山道は登山口直後は畑のすぐ横を歩かせていただくようです。
道沿いに黄色いオキザリスが咲いていて、これはあちこちで雑草化しているのをよく見ます。
オオキバナカタバミというそうで、オキザリスの仲間はどれも繁殖力が強くて、家に植えるのは躊躇しますね。
↑ヤブの中と違い、道がちゃんとあるというのは有難いですね。
かなり急登ですが、支障なく歩けることが嬉しいです。
これはシロダモ。
香川の里山ではよく見かける木ですが、この時期はさすがに黄色い花は終盤でした。
赤い果実はこの木は実っていませんでした。
常緑樹の中を登っていきます。
登山道はかなり歩きこまれているのか、えぐれていて、道の横の高いところを歩かざるを得ませんでした。
それも急登なので、木に掴まりながら体を引っ張り上げるような感じです。
石積みが見えていて、こんな急坂でも昔の人は畑にしていたんですね。
海に近い低山なので、コバノタツナミの葉が見えています。
春には紫色の花が咲くことでしょう。
14時47分、岩場との分岐まで登ってきました。
紅ノ峰がロッククライミングのゲレンデになっているというのは後から知ったというか思い出したことで、この時は岩場というのはただの岩場で岩場伝いで山頂に登れるルートぐらいに思っていました。
私は勿論、右の山頂方面を行きます。
その後は東方面へとトラバース気味に登っていきます。
斜面が急なので、トラバースしないと直登は無理なんでしょう。
一か所、下の方が見えるところがあって、ちょうどサッカーの試合が見えました。
クチナシの赤い実が実っています。
冬場は時々クチナシを山で見かけますが、これはやはり自生でしょうか。
こんなところに上に来る人はいないと思います。
これが年末なら栗きんとん用に実を一ついただくところですが、もう用がないので、見るだけ~。
クチナシって果実はよく見ますが、花の時期はあまり低山には登らないので、花の時期は自宅のクチナシを見るだけです。
シュンランもぼつぼつと生えてますが、花芽が上がってない小さめの株ばかりです。
道はジグザグが切ってあって、上に岩場が見えていました。
標高200mまでまで来ると、勝賀山がグラウンドの上に見えてきました。
勝賀山も一度しか登ってないので、もう一度登って見たい気もします。
またまたトラバースになっています。
ウバメガシの枝に赤い紐がぶら下がってます。
何ツツジかな?
かなり芽が膨らんでいますね。
斜面の紅梅がかなり緩やかになってきました。
讃岐の里山はおむすび型をしていて、山頂直下までは急斜面ですが、それを過ぎると平坦になっています。
もう山頂は近いということですね。
13時50分、展望台への道標がありました。
展望台は帰りに立ち寄ることにして、まずは山頂を目指します。
13時52分、山頂に着きました。
石が立ててあるけど、これは祠ではないようです。
後ろの木にはいくつもの山名表示板がつけてありました。
展望は勿論ありません。
keitann様 こんにちは
”展望は勿論ありません。”・・・・・苦労して(仮にそれほどの苦労はしなくとも)山の頂に到達したときにはぜひとも胸のすくような眺望に浴したいところですが、それを”もちろん”無いと言い切るあたりに百戦錬磨の諦観があったりしますね。
冬枯れの時にはクチナシの赤味掛かった実は目につきますね。
見つけてどこかほっとするような心地になりませんでしょうか。
さて、これから先は展望台での眺めが気になり始めました。
投稿: ぶちょうほう | 2024年2月20日 (火) 09:52
ぶちょうほう様、こんばんは。
最近は里山歩きや島の山歩きなどをよくしますが、展望のある里山は意外と少ないです。
地元の方が整備してくれている山は、山頂の木をある程度伐採して、展望を得られますが
登山道がこの程度の整備なら、山頂の展望はまず期待できないでしょうね。
この後で、道迷いもどきみたいなことにもなったりで、この日の山歩きは散々でした。
投稿: keitann | 2024年2月20日 (火) 23:34