笠形山から竜王山へ縦走する、その2、笠形山山頂へは順調に登る
11日前に歩いた道をたどり始めると、もうその後は心配ありません。
勝手知ったる道ですね。
前回、大川山が綺麗に見渡せる場所までやってきました。

↑晴れているのですっきりと見渡せる大川山です。

↑道があるって素晴らしいですね。

これは里山の木でダンコウバイの黄葉です。
標高800mぐらいまでは見るのですが、あまり高い場所では見ないように思います。
形も黄葉も可愛いですね。
花も可愛いし・・・

植林の下草のように生えているクロモジはここではまだ黄葉していませんでした。

モミジの黄葉も出てきましたが、ここはまだ山の陰になっている場所なので、陽射しが欲しいですね。

↑黄葉撮影中のRさん、
雨が降ってないと撮影もしやすくて、晴れの日のありがたみをしみじみと感じます。

11日前にはまだかなり果実が残っていたヤブムラサキの実も、数が減っていましたが辛うじて残った実です。
道はこの辺りは山の中腹をぐるりとトラバースしています。
昔からの道は登りを極力避けるようで、こういう道が多いです。

マムシグサの実は相変わらずこの日もあちこちで突っ立ってました。

雨の日は水が流れるであろう小さな沢沿いにはイワタバコの葉が見えます。

秋のトレラン大会の名残?
ここは転落すると危ない場所なので、杭を2本立ててその杭にもたせ掛けるように木の枝や幹を置いて、転落防止の柵代わりですね。
杭がまだ新しいです。

前回もところどころで見たウラジロノキの赤い実が落ちていました。
横に落ちている裏が白い色をしていて、葉脈のくっきりしているのがウラジロノキの葉です。

やや赤っぽく染まったカエデもありますが、やっぱり陽射しが欲しい・・・

前回は石積みがあるなぁと思っただけでしたが、もしかしてと思い、上に登って確認すると・・・
やはりそうでした。
これは炭焼き窯の名残の石積みなんですね。

ここでようやくコウヤボウキの花後の姿を発見。
今年はコウヤボウキの花をほとんど見ずに終わりました。こんな年も珍しいです。

やがて、アカマツの間をゆるゆると登っていくようになると、確か鞍部に出てくはずです。

↑10時2分、山頂直下の鞍部迄登ってきました。
杭と矢印のついた道標が立ってます。
矢印は秋にあったトレラン大会のためのものみたいです。

ここまで登ったら、青空にコナラの黄葉が綺麗です。

山頂までは、緩やかな登りを登ります。

10時6分、笠形山山頂に到着しました。
三角点もあります。
鞍部からわずか4分でした。
出発してから休憩してないので、とりあえずここで水分補給をしましょう。
前回は雨の中で、ここまでやってきたらようやく雨が小降りになってカメラを出したのでした。
今日はこの調子なら、この後は順調に歩けそうな予感・・・・

10分後の10時17分、休憩を終えて歩き始めました。

今回も出ました。
ツルリンドウの赤い実。
ここはツルリンドウが多かったです。

この道標もまだ記憶に新しい・・・
ここからはほぼ平坦な道をしばらく歩きます。

鮮やかな黄色はタカノツメの黄葉です。

アカマツにサルノコシカケらしき大きなキノコが生えてますが、私たちが座るにはちょっと頼りないですね。
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