雪の笹ヶ峰南尾根に登る、その2、休憩のあとはしばらく撮影会になりました
大きなブナが登山道の傍らに見え始め、幹の直径が1mはありそうです。
ここが大ブナの場所で、ここで休憩になるようです。
直ぐ近くにはベンチも設置されてありますが、雪が10センチ弱ほど積もっていて、座ることができません。
なので、皆さん、立ったまま休憩されます。というか、その頃から少し青空が出てきたので、全員、一眼で撮影するのが趣味のものばかりなので、休憩タイムとはならず、撮影タイムとなりました。
私はこの日は薄手のダウンを持ってき忘れ、登山口からずっと雨具の上を着用してましたが、急登続きでここに車で汗をかきました。Aさんに「汗びっしょりじゃないですか?」と言われる始末。なので、ここで雨具は脱ぎます。そして、水分補給。
指先が冷たいのも我慢して、必死で撮影していると、誰かが「ダイヤモンドダストかな?」と言います。
↑こんな小さなキラキラしたものが空中を漂っていました。
写っているのは白い粉みたいに見えますが、肉眼ではピンクや紫など、いろいろな色に輝いてとても綺麗でした。
ダイヤモンドを検索すると気温がマイナス10℃以下で風のない早朝に見られるそうなので、ちょっと違うかもしれませんが、学生時代にもっと寒かった北八つなどに登った時もこんな綺麗なものは見られなかったので、ちょっと感動しました。
そのうちに、空もだんだん青くなってきて、これはひょっとしたらひょっとする??
皆のテンションが上がってくるのがよくわかりました。
結局、10分以上も、あれこれと撮影した後、ようやく出発しました。
ところがどれだけも歩かないうちに、またまた撮影会になってしまいました。
↑ブナに着いた霧氷・・・・綺麗ですね。
撮影されるRさん。
この時間帯は東の空が何と言っても青かったのです。
一方、Tさんは南方面を激写中です。
陽射しが少し出てきて、陽射しがあると同じ霧氷でも全然違って見えますね。
お・・・・青空が出てきました。
もっと青くなりました。
同じような画像を何枚も撮りました。
下から単独の男性が一人登ってこられましたが、先に行っていただきました。
後で、雪の山の時は先行される方はラッセルが大変なのを思い出して、申し訳ないと思いました。
とはいえ、青空に陽射しがある時間帯はカメラを持っている者にとっては、とても大切な時間ですから・・・
Tさん、いい画像がものにできましたか?
2月に写真展があるそうなのですが・・・・
休憩中に向こうの方実見える、赤っぽいのは海ですか?とAさんにお尋ねしたら、たぶんそうでしょうとのことでした。
ここまで上がってきたら、やっぱり海だったということがはっきりわかりました。
ズームしてみました。
寒風山トンネルがある辺りは四国の縦の長さがいちばん短いところなので、たぶん太平洋と瀬戸内海の両方が見られるのですよね。
青空に、できたばかりの霧氷の赤ちゃん。
これはリョウブの実についた霧氷。
登るにつれ、霧氷の色が白くなってきます。
ノリウツギの花殻にも霧氷が着いてます。
結局、撮影に時間がかかりすぎて、この辺りでは30分ほども撮影ばかりしていたようです。
この調子だと、もうチチ山への集会は無理かなぁ?
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