ワイルドに遊んでみた前山登山、その3、なんと、山頂直下にも林道が通ってる
林道を東の方に歩いていきますが、取りつきらしきところがなかなか見えません。
が、少し歩いたら、こんなのが見つかりました。
ピンクテープが垂らしてあって、そこから崖のところに削られた?ほんの狭い隙間を登っていくようです。
一応、転落防止用にロープが張ってありました。
こんな取りつき初めてみました。
林道からの取りつきの登り始めはこんな様子です。
やっぱり、崖を削ってあるんですね。
10時16分、とりつきから登り始めました。
目の前にアオツヅラフジの実が見えます。
笠形山にもたくさんありましたが、この辺りはアオツヅラフジが多いのかも・・・
振り返ると、先ほどの林道が見えています。
山をかなり削って作られた林道ですね。
少し登ったら、普通の山道になりました。
これは以前からの山道という感じです。
林道が通ったことで、林道の前後だけが大幅に変わってしまったということらしいです。
10時30分、いきなり目の前が開けました。
またまた目の前に林道が通っていました。
ここが山頂と姫塚との分岐のようです。
南側が開けたので、お日様が当たって暖かいです。
足もとにはヤブコウジがいっぱい。
ここでお昼にしようかと思いましたが、Rさんに「先に山頂に行きませんか?」と言われ、それもそうだと思いました。山頂まではすぐらしいです。
↑分岐に着いたら、目の前に見えていた林道です。
林道を歩いても山頂に行けそうな感じですが、ここは一応、山道を歩いて山頂を目指します。
少し登ったら山頂に出ました。
↑10時37分、前山山頂に到着です。
分岐から5~6分というところでしょうか。
山頂には展望はありません。
傍らには、少し欠けた三角点がありました。
山頂直下を林道が通っていて、見晴らしの良さそうなところまで下ってみました。
と言ってもほんの20mぐらいです。
南の方に何やら集落が見えてますね。
ズームすると、方角からこの集落は戸石集落ではないかと思いました。
下山してから戸石までドライブしてみたのですが、たぶん戸石で合ってると思います。
集落の後ろに見えている尾根が、11月に私たちが笠形山から竜王山へと縦走した尾根のようですね。
これを眺めた後は、分岐まで引き返しましたが、帰りはもっぱら林道を歩きました。
これがその林道で、この林道はこの後も西へと続いているようです。
分岐周辺で見かけたホオノキの幼木。
木は小さいけど、葉っぱは大きくて、一丁前にホオノキの葉っぱをしてました。当たり前ですけど(^^;)
↑10時50分、再び、分岐へと帰ってきました。
今度こそ、お昼休憩ですね。
この日は暖かくて、おまけに南向きの日当たりのよい場所ですから、のんびりとお昼を食べました。
11時14分、今度は姫塚を目指して歩き始めました。
Rさんもここからは初めて歩く道です。
途中で見かけたヒイラギです。
標高600mを超えると、樹林の感じも低山とはちょっと様子が違ってきますね。
笠形山のような雰囲気の樹林でした。
歩きにくいところもありません。
進行方向左手、つまり南方向に鉄塔が見えているのは笠形山のようです。
いったん下りますが、下の方に、林道の続きが見えていました。
西に向かって歩いているので、善通寺五岳が見えているのかな?
それとも綾歌の猫山方面でしょうか。
この日はちょっと霞んでいて、遠望が利きません。
道が再び登りになってきました。
もうすぐ、姫塚のようです。
11時46分、真っ赤な腹掛けをしてもらった姫塚に着きました。
これはよくわかりますね。
全国伝承地覚書というサイトに以下のように記されています。
「前山の峰にある
平家の[姫君]([平家の落人])がこの地まで逃れてきたが、供の侍が討たれたため自害した墓とされる」
平家の落人伝説が香川の山にもあったんですね。
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