今年の那賀川散策は?その4、場所を移して、さらにナカガワノギクやナガバシャジンを堪能する
ナカガワノギクが咲く場所はほかにもあって、もう一か所へと移動しました。
この前夜に、阿南の山友達の方に電話しておいたところ、彼女はこの日(11月19日)は高城山に霧氷を見に行かれる予定だそうで、もし時間が合えば、どこかで会いましょうという話になっていました。電話連絡したら、ちょうど私たちが最後にナカガワノギクを見る場所でお会いできそうということで、私たちが着いたら彼女が出迎えてくれました。
丁度一年ぶりの再会でしょうか。
↑ここではナカガワノギクの後ろ姿を那賀川の流れとともに撮影してみました。
咲き終わりの花はピンク色を帯びます。
岩場に咲くナカガワノギク。
逞しいキクですが、風情がありますね。
アキグミの赤い実が彩りを添えています。
キシツツジの狂い咲。
水面に映りこんだナカガワノギク・・・・
那賀川の流れの上で、身を預けるように咲いています。
↑遠方から来られた野草撮影のカメラマンが、三脚を立てて、長い間、この個体を撮影されていました。
ナカガワノギクはやはり、川とは切っても切れない関係にあるキクなので、こういうショットになるのですね。
ひとしきり撮影が終わったら、川べりで皆でコーヒーを飲みました。
年によったら、散策の後に鈴が峰や室戸でヤッコソウを観察したりするので、あまりゆっくりしてられないのですが、この日は朝のうちに御在所山に登ったので、あとは帰るだけです。
一年ぶりにお会いしたHさんとも、お話が弾みました。
コーヒー中に、一人の男の方に話しかけられました。
なんでも、自称(ご本人がそうおっしゃってたのですが)「ナカガワノギクを守る会」の方だそうで、良かったらナガバシャジンの咲いている場所を教えますよとのことです。
ナガバシャジンは去年は見つけることが出来たのですが、今年はすでに花が終わったのしか見られなかったので、もちろん、お言葉に甘えさせていただきました。
すっかり花が終わったと思いこんでいたナガバシャジンでしたが、一部ではまだ咲いていました。
渓流で見られるシャジンだそうです。
花そのものはツリガネニンジンと変わりはないようです。
ホソバリンドウもナガバシャジンの咲いている場所で咲き残っていました。
ここでも見られたベニトンボ。
赤いトンボも、見られました。
今年のナカガワノギクは状態がとても良くて、久しぶりに堪能できたと思いました。
満足して、15時半には帰途に就きました。
↑帰りの道中は何か所かで片側通行になっていて信号待ちがありましたが、信号待ちの間に撮影したシマカンギクです。
11月後半というのに、まだまだ花がたくさん見られて満足の散策になりました、
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