初めての西熊山にマイナールートで登る、その4、まさに剣山系のゴールデンルートを歩いて西熊山へ
最後に三嶺からの眺めを楽しんだら、いよいよ初めての道を西熊山へと向かいます。
↑それにしても三嶺山頂では、皆さん西の方角を眺める方が多いですね。
私たちももちろんそうですが・・・
↑11時54分、いよいよ西熊山に向けて歩き始めました。
三嶺から西に向かう道は途端に人が少なくなりますが、テキサスゲートのある小高い場所から下ってくる二人連れの方が見えました。
↑北西尾根を這い上がってきてすぐに見えたテキサスゲートを再び眺めます。
テキサスゲートを超えると、あとは初めての道になります。
南側にも幾重にも山なみが見えていますね。
四国にはほんとに山が多いなぁとしみじみ感じました。
振り返ると、3年前に白髪山から登った稜線が見えていますが、あのルートも山頂直下の勾配はかなりのものです。よく歩いたなぁ我ながらと感心します。
まだまだどんどん下ります。
北の方は寒峰や中津山などが見えていますね。
途中、すれ違った単独男性の方がいらっしゃって、なんと名頃から牛ノ背までをピストンされてるらしです。
ものすごい脚力ですね。
ここからは落合集落なども見えているようです。
かなり下ってきて、この辺りはやや平坦な道になりました。
この日は気温高めで標高1800の稜線でもウインドブレーカーを着ていると暑いので、ウエア一枚でちょうどいいぐらいです。
やがて、カヤハゲなどの稜線の向こう側に石立山が見えてきました。
白髪山はここからはのっぺりとした山容です。
歩いたことのある道はすべて一種特別な思いで眺めます。
それにしても、これだけ広がりのある笹原は剣山系でもここだけではないでしょうか。
ゴールデンルートと言われるわけがわかるような気がしました。
最低鞍部はまだこの先のようですが、途中、一か所、木が生えている場所を通りました。
ちょっとした岩場にもなっているようです。
1本だけ葉がまだ青々と茂っている木があって、マユミの木かなぁ?と思いましたが、よくわかりません。
続いて白骨樹の多い場所を通過します。
この先がいよいよ最低鞍部になるみたいです。
最低鞍部のすぐ手前までやってきたら、西熊山がまるで壁のように立ちはだかっています。
ものすごい存在感でした。
↑最低鞍部にはリンドウの花の咲いた跡がありました。
この日はリンドウの咲いているのは一輪も見ませんでしたが、もう少し早くくると、ここでは咲いていそうです。
12時45分、西熊山の登りが始まりました。
大したことのない登りですが、午後に入っての登りはやっぱりちょっときつく感じます。
気温高めだったからでしょうね。
登りに差し掛かったところで、Tさんが三嶺と一緒に撮影してくださいました。
いい思い出になりました。ありがとうございます。
私も三嶺とRさんの画像を撮影します。
この辺りって、私たちの脚力だと、なかなか来れないのですよね。
全て貴重な画像となりました。
登山道は稜線を通っているのかと思ったら、稜線の北側をトラバースしていました。
↑三嶺とRさん。
後ろには次郎笈の姿も見えてきましたね。
この辺りは笹原の中に岩場が少しあって、お昼寝したらとても気持ちよさそうな場所がたくさんありました。
もう一度来たいけど、無理かなぁ・・・・・
↑13時16分、西熊山s軟調に到着しました。
西熊山ではコーヒー休憩をしようと話していたので、座り込んでコーヒーを淹れます。
ほっとしたからか、山頂標識すら撮影し忘れていました。
Rさん撮影の山頂標識の画像です。お借りしました。
初めて登った山ですが、西熊山から天狗峠までがまだ歩けていません。
年も年なので、歩けるかどうか??
コーヒーがとても美味しくて、ここまで連れてきてくださったTさんに感謝です。
↑この日は暑かったけど、休憩ではやっぱりホットコーヒーですね。
そろそろ下山しなければねと思っていたころ、天狗の方から男女二人連れの方が歩いてこられました。
お聞きしたところ、このお二人はご夫婦でなんと登山は初めてというご主人の方は、奥様に引っ張られてここまで来られたそうです。
今からショウガ堀の仕事のために高知に行く途中で、三嶺に立ち寄られたとのこと。
足もとは何と地下足袋でした。
元気な若いご夫婦は西熊山で休憩も取らず、あっという間に姿が見えなくなりました。
↑画像の中に何とか写っているご夫婦が見えますか??
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