初めての峨蔵越~小箱越~ハネズル山へ、その5、下山はシコクブシがたくさん咲いてました
ハネズル山の山頂は展望が全然ありませんでした。
↑なぜか坂出の山岳会の立てた山頂標識もありました。
標高は1299mですが、峨蔵越でその後の道を確認していたら、峨蔵越からハネズル山まではほとんどアップダウンがないことがわかりました。標高1250m~1350mというたった100mもない標高差を登ったり下ったりするだけなのです。
なので、笹薮もない今となっては、このコースは結構楽なコースと言えるかもしれません。
↑山頂からはブナの若い木が生えた尾根を歩きます。
尾根を下っていくと、その向こうに三角点ピークがありました。
↑三角点ピークには13時44分に到着です。
ここの方が休憩には適してますね。
↑三角点ピークからは赤星山も見えました。
次回は赤星にも行って見たいものですね。
この日は稜線は風が冷たくて、暑がりの私たちでさえ肌寒く感じたのでした。
ホットコーヒーが欲しいところですが、生憎とまだポットをのお湯を持参していませんでした。
仕方ないので、お茶と行動食を食べたら、下山にかかるとしますか。
というものの、下山道はどこにあるんでしょう?
Rさんの地図にはこの三角点ピークから破線の道が下っているのですが、どこにも道らしいものが見当たりません。
で、私のyamapの地図を見たところ、下山のルートはハネズル山山頂から下っているようです。
ということで、山頂へと引き返しました。
14時4分、ハネズル山に戻りました。休憩を終えて今から下山開始です。
下山道のとりつきは二重の赤テープで示されていました。
山頂標識のすぐ北側の木に巻いてあります。
あとはテープに沿ってやや東へと斜めに下っていきます。
14時13分、たぶん破線の道とこの尾根で合流したようです。
あとは尾根に沿って下ります。
尾根の岩場には何やら深い穴が見えていて、緊急時には数人程度はビバークできそう?
その岩場は巻きましたが、この尾根は岩場がところどころにあるようで、どれも巻いていました。
テープがやたらと巻いてあります。
こういうところは分岐か何かですね。
地図で確かめると・・・
この辺りから、破線の道をショートカットするように下るようです。
その道は植林帯の中も下っていきます。
↑14時40分、シコクブシがたくさん咲いている場所に下りてきました。
あちこちにシコクブシが咲いていて、この辺りはやや平坦になっています。
雰囲気から見ると、昔は畑か何かだったようです。
ミツマタの木もありました。
これは実が黒いのと、葉の幅が広いので、サワフタギではなくタンナサワフタギですね。
赤い実はこの日初めてかな?
ガマズミの実ですね。
↑14時54分、二重の赤テープが巻かれた場所まで下ってきました。
どうやらここで破線の道と合流したようです。
とはいっても、破線の道もあまり明瞭とは言えない道ですね。
地図で確認すると、合流点からちょっと下まで行くと917m地点があるので、そこで休憩を入れようということになりました。
15時6分、917m地点にやってきたので、ここで10分ほど休憩をしました。
あとは1時間ほど下れば下山しそうです。
その後のルートは、こんな急下りのところもありました。
尾根をちょっと巻いて下ります。
この辺りから道が歩きやすくなりました。
かなり下ってきたところで、道標があり、登山道は上の道ですとの表示です。
確かに下から登ってくると、どちらを登ってよいかわからなくなりそうです。
↑もう、すぐそこが下山口というところまでやってきました。
下の方に何か緑色のものが見えると思ったら、富郷ダムのダム湖でした。
そして、ここから破線の道とは別の新しい道を下ります。
赤やピンクのリボンがその目印らしいです。
最後に、急な道を下っていくと・・・・
お茶の木が数株生えていて、ここはもう生活の匂いがしますね。
今季初のチャの花を見ました。
右を見ると、お墓も見えます。
左には祠。
祠の前には薄い意志が置かれてあって、これは扉の変わりなのでしょうか?
黄色い小花は見覚えがあるような?
ラセンソウですね。
高知ではたくさん見ましたが、愛媛では準絶滅危惧種になっているようです。
確かに私も愛媛では初めて見ました。
↑16時4分、朝に確認しておいた登山口に下ってきました。
もう、道沿いのこんな下の方でもススキが盛りになっていますね。
わずか3分後の16時7分には車のデポ地に帰ってきました。
やはり2台の車を使った縦走は楽ですね。
肉渕林道への車の回収も20分ほどしかかかりませんでした。
この後、川之江のコンビニでRさんと待ち合わせ、無事の縦走を祝してコーヒーを飲みました。
暑かった夏の山歩きとは違い、この日は山はもうホットコーヒーだなぁと思ったことです。
このルート、もっと大変なルートかと思っていましたが、呆気なく縦走できてちょっと物足らなかったぐらいでした。
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