アサマリンドウ花盛りの伊予富士と瓶ヶ森林道花散策、その4、ハナイカリ、アケボノソウ、クサノオウバノギク

この日、咲いているかどうかをいちばん心配していたのはハナイカリの花でした。

毎年見ている場所の株は今年は草刈りで刈られてしまったそうで、少し離れた場所まで見に行かないといけないと聞いていました。

が、実際に行って見たら、少々終盤ではありましたが、何か所かで見ることができました。

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↑今まで気づいてなかった場所でも咲いていて、日陰になる場所なので、まだ何とか見られる状態でした。

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ハナイカリだけは四国ではほかには咲く場所を知りませんので、遠くても見に来ます。

リンドウ科ハナイカリ属。

淡い緑色の花はとても珍しく、花の形も変わっていて不思議な花です。

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↑ハナイカリ、シオガマギク、リンドウなどが秋のお花畑風に咲いてます。

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ピンクのシオガマギクは綺麗に草刈りされた場所で、刈りはらいに遭わずにちゃんと残してくれていました。

高山に行けばエゾシオガマやヨツバシオガマなどをよく見かけますが、このシオガマギクはそれほど標高の高い場所では見かけないようです。かといって、四国では里山ではまず見かけたことはなく、私は石鎚山系の山でしか見てないように思います。

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大好きなアケボノソウは8月末には必ず瓶ヶ森林道沿いで咲くので、絶対に咲いているだろうと確信していましたが、やはりあちこちで見かけました。

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↑この画像など、終盤の花もかなりあります。

蕾のように見えるのは花の終わったものです。

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私にとっては秋にはアサマリンドウとともに、一度は見ておかなくてはならない花となっています。

もっとも、この時に見たのを始めとして、連続3週の山歩きで見ることが出来たので、四国で山歩きする者にとっては馴染み深い花と言えます。

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↑ミヤマヒキオコシと一緒に咲いている黄色い小花はクサノオウバノギクです。

この花、瓶ヶ森林道沿いではわりと普通に見られるのですが、全国的にはかなり珍しい花のようです。

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白いのはすでに綿毛になり始めているもののようで、時期的にはちょっと遅かったようです。

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