平家平ってこんなに素晴らしい場所だったの?その1、高薮登山口から登るはずが・・・
見るべき花も見たことだし、お彼岸頃の山はどこに登ろうかと思いましたが、その前は私が見たかった瓶ヶ森林道の花散策に付き合っていただいたので、行き先はRさんにお任せしていました。
するとRさんから平家平~冠山はどうですか?というラインがあり、私もずいぶん昔に平家平や冠山に行ったきりで、その後行ったことがなかったので、「良いですね」と二つ返事でOKでした。
ただ、私が登ったのは2008年の5月初めのことで、その時は中七番からナスビ平のカタクリを見た後、稜線に出て東へと歩き、三ツ森峠の白いアケボノを眺めた後、鉄塔尾根を下るというコースで、長丁場の歩きだったので、平家平のイメージがあまり残っていませんでした。
最近では高知側から手軽に登れると聞いていましたが、そちらからは私は登ったことがありませんでしたので、一度は高知側から登るのもいいですね。
↑9月24日に登った平家平の様子です。
文句ない晴天で、とても素晴らしい山頂でした。
この日は朝6時に丸亀市内の某所でRさんと6時に待ち合わせをしました。
↑伊予西条でいつものコンビニに立ち寄ったら、石鎚が見えておまけに中腹に何か建物まで見えます。
鉄塔も見えているので、どうやら成就辺りが見えているようで、こんなことは初めてです。
前の週に続いて、今週も国道194号を南へと走ります。
寒風山もすっきりと見えています。
寒風山トンネルを抜けたら、まだ9月だというのに,ジュウガツザクラが出迎えてくれました。
夏が猛暑だった割には開花が早い??
でも、まだ朝早い時間帯なので、ピンクの色が出ません。
この後、私は山登りとしては初めて高知の県道17号へと左折しました。
かなり前に友人とドライブで早明浦側からこちらへ17号を走ったことはありました。
17号に入って間もなく高薮集落から上へと向かう林道を登り始めます。
林道入り口には「通行止め」という文字も見えたのですが、その前日にyamapを見ても林道通行止めで車道歩きをしたというような情報も見なかったので、きっと終点辺りで通行止めなんだろうぐらいに、楽天的に考えてしまいました。
ところが・・・・
↑「あれまぁ、ほんとに通行止めだったんやね」とのんきな私たち・・・
なんでもここから先2kmちょいが通行止め区間だそうです。
2kmぐらいなら歩いてもそれほどかからないし、じゃ歩く??と、Rさんと話しました。
普通の2kmなら30分ぐらいでしょうが、登り坂だし花も咲いているだろうから1時間ぐらいかなぁ?
車を駐車したところには阿讃県境の山にも良く咲いているヒメジソらしき白い花が咲いていました。
草むらの中からはヤマジノホトトギスも一輪顔を覗かせています。
準備をして、通行止めの場所をスタートしたのは8時11分でした。
車道の上には落ち葉がもういっぱい落ちています。
この夏は猛暑だったからヤマザクラなどはすでに葉を落としているようです。
この後、道路を補修した個所を通過しました。
綺麗に補修されており、もう通行可能のように見えたので、二人で、どうして通行止めのままにしてあるのかな?なんて話したりしてました。
車道わきのモミジが1株、すでに色づき始めたのがありました。
ちょっと引くと谷を隔ててそびえる山も見えます。
これはとぎの山かしらん?
その後ろの山は後で思いついたのですが、稲叢山方面です。
林道歩きなら、アケボノソウは絶対に咲いているはずなんて話していたら、やはり20分も歩いたら第一アケボノソウが出てきました。
まだ蕾もたくさんあります。
その後、お約束のツルニンジンも出てきましたが、こちらはこれが最初で最後でした。
綺麗な斑入りのスミレの葉は、秋には頭がスミレモードになってないので、なんというスミレなのかちっとも思い浮かびません。
小さなヤマジノホトトギスも一輪。
アサマリンドウも出てきて、林道歩きでも花さえ咲いていれば私はご機嫌です。
半分ほど歩いたと思われる頃、谷側が崩落しそうになった場所が出てきました。
これはやばいので、きっとこのせいで通行止めになってるんだろうねなどとRさんと話しました。
林道は通行止めの個所は標高870m程度ですが、登山口辺りは標高1150mほどあって、標高差300m近くを登る勘定です。なので、林道歩きと言ってもかなり登っています。
半分ほど登ったら標高1000mを超えたようで、オオマルバノテンニンソウも出てきました。
おや、これは今年お初のヤクシソウですね。
暑い暑いと言っていても、季節はちゃんと秋になってるようです。
ヤクシソウが見られただけでも林道歩きして良かったね…なんて話しました。
これは山地では必ずと言っていいほどよく咲いているシロヨメナです。
さて、林道歩きがまだ続きます。7
こんにちは。当地ではヤマジノホトトギスはまず見られません。高尾山系でもヤマホトトギスばかりです。先日昭和記念公園で植栽を見てきました。アケボノソウは早いですね。昨日蕾を確認したところです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2023年10月 6日 (金) 18:40
多摩NTの住人様、こんばんは。
前にも書いたように思いますが、四国や中国地方ではヤマジノホトトギスを見ることのほうが
圧倒的に多いです。
この時も道路法面にいっぱい咲いていて、こんなに多いんだと思いました。
高尾山もヤマホトトギスばかりですか?
高尾山には春しか行ったことがなくて、一度ぐらいは秋に行かないといけませんね。
と、ここまで書いて、確か秋に陣馬山なら登っているはずと思い出し、記録を見てみました。
そうしたら、陣馬山でもやはりヤマホトトギスを見ていました。
分布はどうなっているんでしょうね。
アケボノソウは今は標高1000mが盛りです。
先週の山でもいっぱい咲いてましたよ。
高知の方に「香川ではアケボノソウは珍しいですか?」と言われてしまいました(^^;)
投稿: keitann | 2023年10月 6日 (金) 21:14