14年ぶりに登る女体山、その2、山裾の花いろいろ

ダム湖の堰堤上の車道を歩いて渡ったら、あとはダム湖に沿ってしばらく歩きます。

で、この堰堤上の道を渡るときに、私はここは初めて歩く道だと思い込み、Rさんにも「ここは初めて」などと言っていたのですが、その後、自分の過去ブログを見たところ、なんと2008年に女体山へ登ろうと思いその下見に、前山ダムから譲波休憩所まで歩いていたのでした。その時の記録もちゃんとブログに記してありました。

2008年の1月のことです。いくら年月が経っているとはいえ、一度歩いてしかも記録まで書いてあるのに、すっかり忘れているとはお恥ずかしい限り。人間の記憶力ってそれほどあてにならないものなんだと再認識でした。

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↑堰堤の上の道を渡り切ってすぐに見かけたのはツユクサでした。

ツユクサは今では自宅の庭のあちこちにも咲く花なので珍しくはないのですが、山で見かけるのはやっぱり青の色が濃いような気がして、レンズを向けてしまいます。

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歩いている道は四国のみちなので、道標があちこちに立っていて行き先を迷うことはありません。

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どうやらこの道はミニ八十八か所か何かにもなっているようで、5mおきぐらいにお地蔵さまが並んでいます。

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これも珍しくはないけれど、平野部では見かけないヤブラン。

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ヨウシュヤマゴボウも我が家に数年前まで生えてきてましたが、あまりに大きくなり邪魔なので、抜いてしまいました。垂れ下がった果実はなかなか綺麗で,花屋さんでも売っているとか・・・

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カエデドコロも、ちょっとした山すそに行けば今の時期目につく花です。

綺麗な花ですが、ツル性植物は厄介なので、これを庭に植える人はあまりいないでしょうね。

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↑黄色い花が咲いているのはキンゴジカまたはアメリカキンゴジカのようですが、花柄が長いのでキンゴジカのようです。

私が子供頃には見たこともなかったような帰化植物が最近は多くなりました。

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これは在来種ですが、我が家の庭でも蔓延っているキツネノマゴ。

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↑9時9分、休憩所のようなところまでやってきました。

ここにもたくさんの石仏とベンチやテーブル。

でも、歩き始めて間もないので、休憩はしません。

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道標を見ると大窪寺までまだ6.7kmもあります。

まだまだですね。

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これも山でも見かけますが、我が家の庭にも蔓延っているキンミズヒキ。

一度出てくると、抜きにくい花です。

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趣のある六地蔵。

ここからはダム湖を離れて川のほとりを遡るようです。

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ツルボも秋の野草ですが、これもすでに何度も見ているので、新鮮味は感じられませんでした。

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道沿いに民家が数軒見えていて、ちょっとした集落のようです。

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民家の庭先にエビスグサが見えました。

この果実が漢方薬のケツメイシです。

以前は主人の叔母がハブ茶と言ってよく下さったので、煎じてお茶代わりに飲んだりしたものです。


P9090728アキノタムラソウも道端に生えています。

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先ほどの鴨部川のほとりで白い花が見えているのはヤブミョウガのようです。

この季節だと普通は果実になっていることが多いですが、まだ花が咲いているんですね。

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↑黄色いノササゲの花も咲いています。

ノササゲは豆果が紫色で美しいです。

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↑これを見たのは9月9日で、まだまだ暑い盛りです。

一瞬、秋を感じられて嬉しく思いました。

コメント

こんにちは。カエデドコロは当地では1株だけしか確認できていません。それも雄株なのでその果実はまだ見たことがありません。

多摩NTの住人様、こんばんは。

カエデドコロはこちらの山地ではよく見かけるもので珍しくもないと思ってましたが
今更ながら分布を調べると中部地方以西となっていますね。
関東では珍しいということなんでしょうね。
この時はカエデドコロを2か所で見ましたので画像も3~4枚撮ってますが、雌花は撮影してないようです。
次回見かけたら雌花を探してみます。

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