ナツツバキが咲く剣山は初めてかな?その4、ズダヤクシュやオオヤマレンゲも見られました
行場への道を下っていると、なんと、ズダヤクシュが咲いているではないですか。
剣山で見るのは何年ぶりでしょう?10年ぶり以上のような気がします。
昔はこの花とツマトリソウが見たくて、7月の剣山にも来ていました。
↑足元の悪い道を下っていると、ズダヤクシュのまだ咲いている花を見つけました。
白っぽい石灰岩の中で咲くヒメレンゲも愛らしいです。
行場の主ともいえるキレンゲショウマの花は、さすがに7月入ってすぐですから、蕾しか見られませんでした。
が、この頃、自宅ではすでにキレンゲショウマが美しく咲いていたので、蕾しか見られませんでしたが、私的には満足でした。
ここのが咲くのは7月下旬です。
シロドウダンも剣山で見たのは初めてでした。
何しろ、この時期にはあまり来なかったのです。
どこにっても、最近よく目にするバイケイソウ。
石の上の苔の中ではヒメフウロが咲いていました。
白いのはシコクハタザオかな?
種類のわからないショウマが行場にも咲いていました。
行場の小屋で、少し休憩を取りました。
今の時期は行場に来る人はほとんど見かけませんが、それでも2~3人の方とお会いしました。
11時35分、行場から一ノ森へと向かう分岐を通過しました。
上に登れば、トラバース道経由で刀掛けの松へと戻れます。
この辺りの青々とした葉っぱもほぼテンニンソウみたいですね。
振り返ると先ほど休憩を取った小屋がすごいところにあるというのがよくわかります。
一の森ヒュッテへの道標はアートですね。
岩に着いた苔の上にさりげなく置いてありました。
行場の森は、いつもガスっているかそうでなくとも鬱蒼とした森ですが、展望のある場所から眺めるとほかの世界は青空なんですね。
その鬱蒼とした木々の中に白い花を咲かせた木があって、ズームするとヤマボウシの花でした。
まだ咲いていいるんですね。
赤い橋が見えたら、どこかの川の源流です。
そうそう、ここは穴吹川の源流なのでした。
ちょっとした滝になっていて、キレンゲショウマが咲く季節でも、ここはひんやりしています。
分岐のところで先に行っていただいた単独の男性が、滝を熱心に撮影してらっしゃいました。
滝周辺を撮影されるRさん。
ん?
これはバイカオウレンの葉っぱですね。
剣山では二ノ森周辺にバイカオウレンが多いですが、気をつけてみていると、結構あちこちに葉があります。
カニコウモリの大群生が見えるようになると、かつてオオヤマレンゲが咲いていた辺りです。
ここがカニコウモリの群落になり始めたのは10年以上も前のことでした。
オオヤマレンゲの木は幹に金網を撒いて保護しても守り切れず枯れてしまったのです。
再び見ることが出来た剣山のオオヤマレンゲ。
寒風山では完全には開いてなかったので、こうして完全に咲いた姿を見られて嬉しい・・・
葉っぱの緑がぼけたこちらの画像が気に入っています。
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