上京の帰りに近江富士(三上山)に登る、その1、
5月22日夜は彦根で一泊し、早朝に佐和山城のあった佐和山山麓や彦根城周辺を散策しました。
ほんとは佐和山にも登りたく思い、早朝に途中まで行ったのですが、城跡に猿が出るという注意書きがあったのと、あまりにも登山道が鬱蒼として両側に苔むしたお墓がたくさんあるのとで、途中で諦めました。誰か同行者がいるか、天気の良い昼間なら登ったかもしれません。
近江富士の方は数年前からその姿を見ていて一度は登りたいと思っていたので、これは思惑通り、登ってきました。最寄り駅は野洲です。
↑これは2018年5月に比叡山坂本の駅から比叡山に登った時、途中で眺めた近江富士です。
中央の小高い山がそうです。標高は432m。我が家の近くの讃岐富士より10mだけ高いようです。
これ以前にも眺めたことが何度かあり、いつかは登りたいと考えていました。
野洲駅では大きなコロコロなどは邪魔なので駅のコインロッカーに預け、普通のショルダーバッグ一つになりました。駅のコンビニでお茶とおにぎり一個だけを買い込みショルダーバッグに入れました。
駅前には小さなロータリがあって、どうやら近江富士の登山口を通るバスがあるようです。
yamapの地図を見ると、野洲駅から登山口まで3キロほどで、歩く覚悟はしていたのですが、調べると、10分ちょっと待てばそのバスが発車するようです。ラッキー。
結局、11時過ぎのバスに乗れました。
バスのフロントガラスから眺める近江富士こと三上山。
飯野山とよく似ていますが当たり前?
11時10分過ぎに、登山口の「山出前」で下りました。
下りてからまず、帰りのバスの時間を見ておきます。
12時53分までに下山しなければいけないようですね。
登山道は2つあって、健脚向けの表登山道と、一般向けの裏登山道の二つです。
今回の旅は新幹線利用だし、前もって荷物を送ることもしなかったので、登山靴もザックも持っていません。
普通のスニーカーというかウオーキングシューズで登るとなると、岩場のある道は登りに使った方が安全です。なので、登りは表登山道で登ることにしました。
↑それぞれの登山道に向かって矢印がついています。
表登山道は住宅の間を抜けて進むようです。
最後に石段を少し登ったところに柵が見えました。
イノシシ避けの柵?
11時15分、登山口の柵の前まで来ました。
柵を開けて入り、その後、柵を締めます。
柵の中にも石段が見えていました。
モチツツジが咲いていました。
↓ネットからモチツツジの分布図をお借りしました。
モチツツジって狭い香川の中でも咲く場所と咲かない場所があります。
下の図は香川の分布はちょっと間違っているようで、私の住んでいる中讃には咲きません。
一方、この日登った近江富士は完全に分布図に入ってますね。そういえば関東では見ませんでしたね。
表参道ということなのか、石段が多いです。
アカマツの木に「表登山道」と書かれていました。
緑色の小さな花が咲いた木があって、しばらくして「ガンピ」という名前が思い浮かびました。
これは舌状花が5枚なのでただのニガナ。
近江富士についての説明がありました。
ここはちょっと開けた場所で、何か建物があったような感じでしたが、灯篭の横を通って奥へと向かいます。
今度は木になりましたがやっぱり階段の道。
続いて、木の根の道になりました。
この辺りは植林帯のようです。
コツクバネウツギが一輪。
11時37分、「割岩」という道標が見えました。
面白そうなので、立ち寄ってみることにしました。
通過後に元の登山道に復帰できるようです。
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