6月後半に見た花、スズサイコ
梅雨時にはスズサイコが咲きます。
6月はいろいろな雑用があって、花散策にはあまり行けませんでしたが、下旬に入ってようやくスズサイコを見に行けました。
スズサイコは夕方5時ぐらいから咲きだす花で、それを見て撮影した後帰宅していると午後7時になってしまい、夕食造りが厳しいので、小雨模様の朝に見に行くのがベターかなと思っています。
往路は小雨がぱらついて時々車のワイパーを動かしながら走りました。
が、着いたら雨も止んでくれて撮影にはもってこいの環境でした。
雨の滴をまだまとっているような姿がいちばん美しいと思っています。
黒っぽい花もあって、シックです。
とてもシャープな印象を受ける花です。
花は茶色でも花の芯の辺りは緑色です。
検索すると「花冠は黄褐色で裂片は開出し,無毛で長さ5 - 8 mm。副花冠は卵形,鈍頭で直立し,ずい柱より短い。萼裂片は3角状披針形。花は夜間に開き,日が当たると閉じる」とあります。
今回は果実を2個見ることができました。
全体の画像です。
草丈は大きいものでは1,5mぐらい。小さいものだと0,7mぐらいです。
蕾が鈴の形に似ています。
それでいて草姿はミシマサイコに似ているのでスズサイコということらしいです。
ミシマサイコもスズサイコも香川の低山では見られますので、納得ですね。
少しの風にも揺れて揺れて、撮影は難しいですが、とにかく被写体としては実に魅力的な花なので、毎年、見に行きます。
適度に人の手が入り、これより大型の植物が生えないことで植生が保たれているのかもしれません。
コメント