蒜山三座、花の縦走路を歩く、その6、ヤシャビシャクにも出会った後、中蒜山へ
ちょっと下ブナ林を歩いていた時、ふと見上げると、ブナに何か着生していました。どうも「ヤシャビシャクのような葉っぱだなと思ってみていたら、花が咲いているので間違いありませんね。
前方を歩かれていたAさんを慌てて呼び止めました。

↑今年はまだ四国の山でも見てないヤシャビシャクの花にまさか中国地方の山で合えるとは思ってもいませんでした。
石鎚山系でもあまり見る機会がなく、ヤシャビシャクを見るなら徳島の山だとばかり思ってましたが、意外でした。

大きくて逞しいブナの懐に抱かれるように育っているヤシャビシャク。
深窓の令嬢ですね。

この後も、ぽつぽつとブナの木が見られる道を登ります。

見た瞬間は何のスミレかわからなかったほどふっくらしたお顔のシハイスミレ

↑12時59分、中蒜山登山口への分岐を通過しました。
ここ数年はササユリを見るために、この道を登って中蒜山~上蒜山と周回していました。

いつも登っていたその道が見えてますが、これも結構厳しい登りです。
確かこの分岐辺りにもササユリが咲くはずです。

カラマツの綺麗な芽吹きの色・・・

ここまで来たら中蒜山山頂はもうすぐです。

まだ芽吹きすらしてないブナがあるかと思えば、こんなに若葉を展開しているブナもありました。

行く手には三平山や朝鍋鷲ヶ山も見えています。

避難小屋が見えてきました。

山頂まであとちょっとというところまで来たら、上蒜山が見えていました。

13時8分、中蒜山山頂に着きました。
やれやれ、ここでお昼ですね。

嬉しいことに、山頂でもダイセンキスミレが咲いています。

山頂は人もまばらで、ゆっくりとお昼を食べることができました。
↑インター下りてすぐのお弁当屋さんで調達した女子弁当です。(^^;)

コーヒー休憩は上蒜山で取ることにして、13時33分、最後の上蒜山へと向かいます。

下り始めにショウジョウバカマが群生でした。

絶景スポットに立つRさん
私の方は、カメラの設定でデジタルテレコン設定にしていたのが、どうにも普通の設定に戻らなくて必死です。カメラって、時々、設定がおかしくなりますよね、困ったもんだ...

ササの中で無造作に咲いているダイセンキスミレ・・・

気持ちの良い、下りです。
ササユリを見に来た時、この辺りでカタクリの果実を見て、それが何なのか分らなくて必死で調べたことがありました。それがきっかけで、蒜山にカタクリを見に来たいと思ったのです。

カメラの設定がデジタルテレコンになっているので、えらく大きく写ってしまったキクザキイチゲです。
色が微妙な色合いですね。

これ以上、そっくり返れないほどそっくり返って、訳が分からない状態になったカタクリ(^^;)

カタクリロードを歩くRさん
しかし、これはまだほんの序章だったのです。

ダイセンキスミレとカタクリという願ってもないツーショットが見られました。

振り返ると、空もいい感じの雲が出てますね。
ほんとに良い日に来ることができました。
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