蒜山三座、花の縦走路を歩く、その7、上蒜山への登りはカタクリロードでした

中蒜山から上蒜山への道は距離は大したことないけれど、登りは上蒜山の登りがいちばんきついと思います。

けれども、この区間がカタクリがいちばん見事で、カタクリに励まされて何とか登れました。

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↑ダイセンキスミレをバックに従えて咲く、女王様みたいなカタクリの花。

四国の人間から見ると夢のような光景で、カタクリとダイセンキスミレのツーショットなんて、初めて見ましたよ。

どちらの花もたくさん咲く蒜山ならではでしょうかね。

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この辺りがそろそろ最低鞍部です。

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↑咲き乱れるカタクリ

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振り返ると、しゃがみこんで撮影されているお二人。

バックは先ほどまでいた中蒜山です。

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キクザキイチゲもところどころで咲いていますが、カタクリの数には到底かないません。

私の方は、カメラの設定がようやく元通りになってやれやれでした。

デジタルテレコン設定では、広角気味の画像が撮れないのです。

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Aさんの足元に乱れ咲くカタクリ・・・

「一生分のカタクリを見たような気持ち」とのたまうRさん

確かに、四国の山で見る規模の10倍はあります。

歩いても歩いてもカタクリの花という感じでした。

それがこの後もずっと続くのですから・・・・

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今から登る上蒜山をバックに入れてカタクリを撮影しました。

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たまにはシハイスミレも撮影しますが、これは花つきが良すぎて団子状態で咲いていました。

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14時10分、そろそろ上蒜山への登りに差し掛かりました。

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まだ咲いているクロモジの花

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上蒜山の斜面に見える緑はブナの若葉や芽吹きです。

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いよいよ急な登りに差し掛かります。

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鎖がずっとつけられていて、Aさんがかなり上を登って行かれます。

私の方はさすがに疲れが少し出てきて、この辺から遅れ気味でした。

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こんなカタクリの道を登っていきます。

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カタクリのおかげで厳しい登りも元気をもらいながらなんとか登ります。

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これはタチツボスミレですが、葉が小さいので、コタチツボスミレかもしれません。

何しろきつい登りの最中なので、確認する余裕がありません。

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登っても登っても、咲いているカタクリ。

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まだまだ花弁がそっくり返ってますね。

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ちょっとしたブナ林ですが、この辺も急坂です。

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何十枚目かのカタクリ画像を撮ります。

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この後、曇ってきたのですが、この辺ではまだ陽射しがあります。

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急登に少し疲れたので、後ろを振り返って私だけで、小休止です。

丁度、昔の山仲間たちとのグループラインが入っていたので、返信にカタクリ画像を送りました。蒜山は電波状態が良くて、すぐに送信できます。

三角点好きのAさんとRさんは、たぶん、上蒜山山頂から5分ぐらい下ったところにある三角点に立ち寄るでしょうから、三角点に立ち寄るつもりのない私は、多少遅れても大丈夫かなと思ったり・・・

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↑まだ芽吹きの気配もない大きなブナ。

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斜面に咲いているので、カタクリの独特の模様も、うまく撮影できました。

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キクザキイチゲとツーショットで咲いてますが、キクザキイチゲの方は陽射しが翳り始めたからか、少し閉じかけています。

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ようやく山頂が近くなってきました。

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今まで、咲いてないなぁと思っていたイワナシも出てきましたが、花はすでに終わっていました。

イワナシはあっという間に咲き終わるんですね。

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山頂直下のトラバース道からは、今から下る上蒜山の尾根が良く見えています。

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15時17分、上蒜山山頂に着きました。

案の定、AさんとRさんは、三角点に向かわれたようで、ザックをデポしてありました。

お二人が帰ってくるまで、私は一息入れさせてもらうとしましょう。

ここから先は登りはもうありません。

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考えたら、上蒜山山頂は4度目かな?

AさんとRさんは5分ぐらい待っていたら帰ってきました。

その間に、上蒜山登山口からご夫婦が登ってこられましたが、なんと高松から来られたご夫婦でした。

烏ヶ山に登るつもりだったのが、途中で道が通れなくなり、諦めて上蒜山登山へと変更されたそうです。

去年の春には登れたようでしたが、今年の烏ヶ山は登山道が荒れているんでしょうか。

ここでは、コーヒーを淹れて最後の休憩としました。

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