4月10日の山歩きでは、その1、ザイフリボクやシロバナハンショウヅルなど白い花の木や草花が多かった
4月9日に県境歩きをしたばかりだったのですが、翌10日も近くの山を歩いてきました。
見たかった花がそろそろ咲いてるかな~と思ったのです。案の定、綺麗にいろいろな花が咲いてました。
近くの山なので何度も足を運びます。
シロバナハンショウヅルが風景をバックに咲いていました。
トリミングするとこんな感じです。
この山で初めて見つけた15年ほど前には名前がわかりませんでした。
これはもっと低い2合目辺りで咲いていた花。
上の方が日当たりが良いので先に咲くようです。
香川の里山には結構咲いてます。
前日はトリガタハンショウヅルを見たばかりでしたから、ハンショウヅルに縁があったんですかね。
ザイフリボクは3月下旬に行った時はまだ咲いてませんでしたが、4月10日ともなるとばっちりでした。
桜の後に咲く花です。
独特な緑色の葉と、上品な白い花はジューンベリーよりもずっと綺麗だと思います。
今回はクロバイの花もあちこちで見かけました。
この山は昔はマツが多かったそうですが、次第にヤマザクラが多くなってきて、近年ではそれに加えてクロバイが多くなったように思います。
花が穂状に咲き、ウワミズザクラなどと同じような形ですが、クロバイの方は標高の低い里山に多いようです。温暖な気候を好むようで、最近の地球温暖化で増えているのだろうと思います。私が散策を始めた20年ほど前はここまで多くはなかったように思います。
麓から見ると、このクロバイの花で白く染まった山肌を見かけることが最近は多いです。
桜は麓から見る分にはすっかり終わったように見えたのですが、山に入ってみると意外にもまだまだ咲き残っていました。
これはその中でも白っぽい花を咲かせていたヤマザクラ。
白い木の花で、もう一種見たかったのが、イブキシモツケでした。
香川の里山にはイブキシモツケが多く、あちこちで木は見かけますが、私が里山に登る時期にはまだ咲いてないことがほとんどでした。今年は暖かだったので花の時期が早かったのと、今年はたまたまサクラの咲いた跡の時期にも登ったので見られました。
いつかはきちんと見ておきたいと思っていた樹木です。
↑ホタルカズラとのツーショットです。
乾燥にもよく耐えるようで、岩場でよく見かけます。
園芸種のコデマリとよく似ているので、初めて登った時は「誰が山にコデマリなんか植えたんだろう?」と思ったほどでした。
花はきれいで、十分鑑賞に耐える花です。
前回見た時は蕾がまだ緑色でした。
葉柄が短いことでコバノガマズミだとわかります。
↑ジュウニヒトエも見ることができて良かったです。
これも香川の里山には比較的多い花です。
↑この日見たかったメインの花のサイコクイカリソウです。
バイカイカリソウに似ていますが、もっと花が小さいです。
貴重な植物ですが、この山には比較的多く見られます。
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