県境歩き第三弾で川俣ダム~大山~天狗岳~天井山~鵜峠を歩く、その4、大山ではちょっとだけまったり

大山に着くまでに、今日の歩きは地味なところばかりだけど、もしかしたら大山ぐらいにはだれか来てるかなぁなんて話していたのでした。

けれども、まったくそういうことはなくて、大山山頂は貸し切りでした。

まぁ、展望のない地味な山ですから、冬場に登るとしたら花もないなら展望のある山を誰しも選ぶよねという結論に達しました。

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↑大山山頂は電波塔が建てられたためか木々は伐採されていて、草むらのような感じになっています。

冬でこれですから夏場はヤブっぽい場所でしょうか。

ここの三角点は香川には数少ない一等三角点で、もちろん私は初訪問でした。

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最近つけられたばかりの新しい山頂標識もあって黒字に白抜きの文字が目立って見やすい標識ですね。

この標識をつけられた方の書き込みが次に行った天狗岳のノートにありました。

というか、この方たちが道も整備されているようでした。

大山の標高は691.3mでほぼ700mに近い高さです。本日歩く中での最高地点です。

一等三角点を撮影したら、ここでお昼休憩にしました。

何しろすでに11時52分なのでお昼と言っても良い時間です。

三角点の近くの暖かそうなひだまりにビニールシートを敷いてお昼にしました。

勿論、私は左足の靴だけは脱ぎます。

この日は風が結構冷たかったのですが、大山山頂は風がなくて助かりました。

前回の山行ではなぜかテルモスの栓の部分のパッキンがなくなっていて、お湯がこぼれてしまい散々でしたが、一か月間山をお休みしている間に、テルモスのサイトにアクセスして替えのパッキンを送ってもらっていました。替えのパッキンは400円ぐらいですが、送料が要るので700円とか900円だったと思いました。

おかげで、今回は熱々のお湯でカップヌードルの小さいのを作り、おにぎりを一つ食べます。

その後、コーヒーを飲み、デザートまで食べました。

というのも大山山頂を過ぎると、あとはしばらく下りなので、ちょっとぐらい食べてもしんどくないだろうという魂胆です。次に登りが控えていると苦しいのであまり食べることはできませんけどね。

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↑雪が少し積もった大山の天測点です。

さて、おなかもおきたし、出発しようということになりました。

Rさんの話では大山までで、全行程のまだ3分の1なんだそうです。それはやばい・・・頑張って歩かないと・・・・

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Rさんがツルウメモドキというので、上を見上げると山頂辺りの木の上の方に絡んでいます。

青空なのでオレンジ色が美しいです。が、高すぎていただいてくることはできません。

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日当たりはいいけど、まだ雪がうっすらと見える大山山頂を12時23分に出発します。

ちょっとゆっくりしすぎたかなぁ?

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山頂からまっすぐ西へと歩いていきますが、歩き始めは平坦な道です。

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↑大山から天井山までのログです。まだまだかなり距離があります。

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歩き始めてすぐに、北の方角、つまり香川側に海が見えてきたのですが、木が邪魔で画像ではよくわかりませんね。

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白い雪を背景にコウヤボウキの綿毛も撮影します。

前回の大川山ではまだ綿毛になってないのも多かったけど、さすがに12月末ともなると、どれも綿毛になってます。

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アセビがまた出てきました。

東讃の山はアセビが多いと、大坂峠を歩いた時に思ったけど、やっぱり多いようです。

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↑引田の海岸線がうっすら見えてきました。

見えている山は引田城跡のある城山でしょうかね。

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雪の上を歩いていると、いきなり矢印のような模様が現れました。

そういえば、これは確か鳥の足跡でしたね。

去年、若狭峰かどこかで見たのでした。

ほんと矢印そっくりで、知らない人が見たら不思議でしょうね。

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道は緩やかに下っていて、雪があるのですべりそうです。

Rさんもゆっくり下っているようですが、私も下りになると左足の親指のつま先が痛いので、足を横に向けて下りました。左足に右足の靴を履いているので、小指用の狭くなった個所に親指がくるので、靴に当たって痛いのです。

最悪、爪がはがれるかなぁ?なんて思ったりしましたが・・・

昔の登山靴は固かったので、一度、親指の爪がはがれたことがあったと思います。

昔の登山靴に比べると今の登山靴は靴擦れもしないし、ほんとによくできていると思います。

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振り返ると、大山の北東尾根のような尾根が見えています。

かなり長い尾根です。

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30分下った12時54分、峠のような場所に出てきました。

山から出てくる際に通行止めのようなものもありましたが、それは歩行者ではなくマウンテンバイクなどの通行止めだったようです。

その時は気づかなかったのですが、ここから林道というか作業道のような道が香川側にもついていたのでした。

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そして、峠のすぐ南側つまり徳島側にはアスファルト舗装した車道がありました。

さすがにつるつるに凍っていますが、徳島側のほうに今までもずっとこの車道が通っていたようです。

この後も、車道が時折見えました。

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峠の少し向こうになんだか赤い実がいっぱいついた木があると思ったのですが、画像をモニターで拡大すると実ではなく芽のようです。

何の木なのかよくわかりませんが・・・

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追記

上の何かの芽の画像をトリミングしてアップしました。

ヤシャブシの芽の様に見えます。

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私たちは勿論、峠のようなところを通過して、山道へと入ります。

ここからは少し平坦な道になりました。

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13時、林道と山道との分岐になっていましたが、山道を選びました。

これから天狗岳へ向かうのですが、林道が天狗岳の山頂を通過するとは思えなかったからです。

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この後、北側にうっすらと淡路島らしき島が見えました。

風車がいっぱい並んでいるのと、ちらっと鳴門大橋が見えていたので淡路島に違いないようです。

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天狗岳山頂が近くなってきたのですが、驚いたことに、こんなところまで林道が伸びていました。

↑山道と林道が並行してついています。

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13時16分、天狗岳に到着です。

天狗岳というと尖った山というイメージがありますが、この天狗岳はあまりとがってなかったです。

山頂標識は先ほどの大山のと同じタイプです。

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標識のつけられた木の株もとに缶が置いてあって、中に登山日誌?のようなノートが入っていました。

中に記載されていた文章によると、天狗岳周辺も林道がついたのでずいぶん様変わりしたというようなことが書いてあったので、この林道は比較的最近につけられたようです。

で、この文章を書いた方が、山頂標識をつけに来たとありましたから、多分、道の整備をされている方でしょうね。

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↑雪の中から掘り出しました。

13時25分、三角点発見。

10分近くもかかってしまいました。

コメント

明けましておめでとうございます。赤い芽吹きは何でしょうかね。この時期はこういう観察が楽しいです。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

多摩NTの住人様、明けましておめでとうございます。

赤い芽吹きはトリミングして、追加で画像をアップしてみました。
ヤシャブシの芽ではないかと思っていますが、いかがでしょう?

遠くから肉眼で見ている分には何かの果実にしか見えませんでした。
やはり近付いて観察すべきでしたね。

今年もいろいろとご教示くださいね。

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