県境歩き再開は唐谷峠~雲辺寺を歩く、その2、金見山からは初めての道
2年前は金見山から唐谷峠へと逆方向を歩いてきたのですが、今回は西から東へと歩きます。
天狗森を越えると確か、木峰という小ピークがあったはず。
木峰に向かって登っていると、展望の良い場所がありました。

↑川之江の街とその後ろに赤星や二ツ岳も見えてきました。

↑赤星山と二ツ岳をズームします。
まだまだ雪の気配はありませんね。

登り終えて、平坦な部分に差し掛かりましたが、登りきったところには山頂標識がありません。
そのまま歩いていくと・・・・

8時28分、木峰という山頂標識がありました。
本日二つ目のピークです。

木峰付近にもリンドウがあります。
なんだか楽しいですね。

少し下って、今度は金見山への登りにかかります。

ススキと空が綺麗・・・・・
雲がいいですね。
50mほどの登り返しを登ると・・・・

8時41分、金見山に着きました。
2年ぶりですね。
本日の前半はここがいちばん高いピークなのです。

南を見ると端正な形をしたのは中津山のようですね。
前日は展望がさっぱりでしたが、今日は山歩きなので、展望が合って良かったと思いました。

シロヨメナもまだ鑑賞に堪えます。
休憩というほどの休憩はしませんが、ここでちらっと地図を見てこれからのコースを見てみました。
すると、ここからはゆるい下りが続くのですが、最後の五郎山というのがちょっときつい登りになっています。あとは大したことがないアップダウンです。

↑この日の記録です。

↑この日の前半のログです。
少しの間、展望を楽しんだりしただけで、すぐに出発です。

下りで、今度はまだ咲いていると言えるリンドウを見ました。
これは2年前にも見ている株ですね。
2年前は12月下旬だったので花はもう終わってましたが、今はまだ11月なので何とか花に間に合いました。

綺麗な斑入りのスミレの葉もあり、これは気になりました。

8時54分、尾根の基部まで下ってきました。
向かって左側に見えているのは2年前に辿ってきたトラバース道です。
2年前はここまでトラバース道を歩いてきて、ここから尾根を登ったのでした。
この時ぐらいから県境歩きを意識し始めたのだと思います。

さて、ここからは初めて歩く道です。
尾根をそのまま東へと歩きます。

植林ですが雰囲気の良い道です。
アップダウンもないので、こういうところはペースが速くなり有難いです。

アカマツの木の手前に見慣れた「阿讃縦走コース」の札がかかっていました。

まるで土塁の様に盛り上げられた県境の道です。

緩やかに下っていきます。

すると何でもないような場所に三角点がありました。
時刻は9時43分。

ここは三角点の点名「石沙」
標高も金見山とほぼ変わりません。

消えかけた文字で「高丸山」と書かれています。
市境の山というよりも県境の山?

高丸山を過ぎても、相変わらず緩やかな下りが続きます。

この辺りは自然林でミツバツツジなど見かけました。
そのまま下っていると、10時12分、行く手がヤブになっていて下れません。
下の方に開けた場所が見えていて、あそこへ下っていくのだろうと思うのですが・・・・
周囲を見回すと、後ろの方に踏み跡が見えたのでそれを辿ってみました。
ジグザグが切ってあって、ちゃんとした道です。

↑枝の先に「観音寺あけぼの山の会」の文字。

10時20分、開けた場所へと下ってきました。
川之江側からは林道のような道がここまでついているようです。

そして「五郷越」という道標がありました。
ここは五郷越というのですね。
五郷というのは大野原の地名で、母の叔母がこの下の方で住んでいたので地名は知っています。
昔は五郷渓温泉なるものがあって、私は行ったことはなかったですが、三豊の人たちは良く行っていたと思います。私の子供時代の話です。

↑川之江側は林道ですが、大野原側にはこんな階段道が下っているようです。
これを下ると五郷に出るのかな?
昔の街道ですね。

で、私たちは県境歩きなので、これを東へと歩いていくわけです。
道沿いにヤブコウジが可愛く実ってました。
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