雲辺寺までの遍路道をご案内する、その1、粟井ダムから登るはずが・・・
10月に3年ぶりで福岡から四国に来られた主人の友人の方に次回は雲辺寺に遍路道を歩いて行って見たいので案内をお願いしますと言われていました。
この方は4~5年前にも石鎚を御案内したことがあるのですが、山歩きをされる方なので、体力等は心配ありません。日程は11月17日~19日のどこかにということになりました。当初は19日を予定していたのですが、10日は雨が降りそうなので急遽変更して18日に歩くことになりました。
主人は例のごとく山登りはあまり好きではないのと、その少し前に腰痛が出ていたのとでアッシー君をすることになりました。主人だけはロープウエイで雲辺寺迄登り、帰りは3人でロープウエイで下ることにします。
そちら方面に詳しい山仲間の方に訊いてみたら「粟井ダムから登るといいのでは?」と勧めてくれましたので、そうしましょう。
↑何とか雲辺寺にたどり着いてロープウエイ駅に向かっていたときにお見かけしてお遍路さんです。
歩き遍路さんのようでした。
当日は朝の9時善通寺の宿坊に泊られていた友人の方を主人とともに迎えに行きます。
粟井ダムに行くにはたぶん淡い神社から行けばいいのかなと考えナビに粟井神社を設定したら、変なところに連れてこられました。どうもおかしいので、今度は粟井ダムをナビに入れて走ります。すると、道沿いに「四国のみち」の文字が見えてきました。四国のみちというのは遍路道などもたいていは四国の未知になっているので今度こそ間違いないようです。おまけに向こうから、歩いてくるお遍路さんもお見かけしたので間違いありません。
今走っているのは、雲辺寺から大興寺へと向かう道のようなので、適当なところで車を停めてもらいました。
道は三叉路になっていて、ここから右に向かえばよいみたいです。
三叉路にはお遍路さんの休憩所もあり、自販機もあって、お茶を忘れていた私は自販機でペットボトルのお茶を買い求めました。この日は、雲辺寺の山上で食べ物屋さんが営業しているかどうかわからないので、自宅で3人分のおにぎりなど作っていたら、お茶を忘れてしまいました。
上この日のログです。
実際は粟井ダムの下1キロほどの地点から歩き始めたようです。
雲辺寺まで4.7キロという表示があります。
山道の距離としてはまずまずですね。
普通とは反対に向かって歩くので、この区間だけは逆うちということになります。
少し歩いたら、yamapの地図に三角点らしき表示があります。
↑の祠のある近くの場所に標石がありました。
のどかな田舎道ですね。
雲辺寺に来ると、いつも見かけるサネカズラの実。
まだ季節が早いので綺麗です。
途中の畑で、タマネギの苗を植え付けていたので、道が合ってるかどうかお訊きしたら合ってますよとのことで安心して歩きます。車道ですが登り坂で、早くも暑いです。
↑ほかにも植え付けが終わった玉ねぎ畑が目についたのですが・・・・・
↑苗ではなく、玉ねぎの玉をそのまま植え付けてます。これってどういうことなんでしょう?
ジャガイモなら、食べ残したのを植えるというのは良く聞きますが・・・
タマネギは古いタマネギを植えたら、新しいタマネギができる??
そんな話は聞いたことがないです。
溢れるばかりに花を咲かせたサザンカです。
四国のみちの案内板が出てきました。
いよいよここから山道になりそうですね。
↑ミカン畑の中にある登山口。
いかにものどかな光景でした。
登山口の道標の横に、温州ミカンがなっている木があって、Iさんが「これはお接待で食べてもいいんでしょうか?」というので、「何も書いてないのでダメですよ」と言います。(^^;)
ここからは階段の道になっていて、いよいよ登山道の始まりだなと思ったら・・・
すぐに、また車道に出ました。
なんだ・・・
ここが粟井ダムのところの登山口のようです。
ここからもまたまた階段です。
階段とちょっとした登りがしょっぱなから続いていて、早くも汗をかきます。
道沿いにコクランの葉っぱ。
里山ではよく見かけます。
途中ちょっとだけ見えたのが粟井ダムかな?
どういう意味なんでしょう?
遍路道なので、何かしら由緒ありそうな石碑なども見かけそうです。
文字がかすれていて見難いですが、雲辺寺まで3.9キロとなりました。
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