スーパー林道から登る剣山と次郎笈、その6、紅葉にうっとりした後は喘ぎながら次郎笈に登る
もう紅葉は十分堪能したと思っていたのですが、本番はそれからでした。

↑黄色と赤のまだらに染まったもカエデはナンゴクミネカエデでしょうか?
毎年、春と秋に付け焼刃でモミジやカエデの勉強をするのですが、一向に覚えられません。

正面に三嶺が再び見えてきました。

ベンチに座った女性の視線の先は次郎笈かな?
ベンチの手前でいい雰囲気でリンドウが一輪咲いています。

なおも進むと、今度は女性二人が次郎笈を眺めていらっしゃいました。

歩くにつれ、紅葉が近づいてきます。

ちょっと下の斜面に鮮やかなカエデがあって、ちょうどその上に三嶺が見えています。

上を見上げると、上も素晴らしい色です。

岩場になっているので綺麗に染まるんですね。

一本丸ごと、赤く染まった木がありました。
赤と言ってもちょっとピンクがかった色合いです。

ズームして・・・

隣の黄葉と対比させて・・・

手前に別の木の幹を入れて・・・・
同じ木のいろいろなシーンを撮ってみました。

13時20分、この日2度目の次郎笈峠に出てきました。
さすがにこの時間になると、剣山を上ったり下ったりする人も少なくなっていました。

私たちはこれから次郎笈への登りにかかるのです。
どちらかというと下山の時間帯に、またまた登りになるので、気分的にしんどいです。

登りに差し掛かる前に、南側を眺めてみます。
大好きなダケカンバの冬枯れの光景が見えたのでズームしました。

↑白い幹が美しいですね。
4年前の栂池のダケカンバの紅葉を思い出しました。

案の定、登りがこたえます。
もうすぐ、肩につきそうですが、8月に登った時よりしんどく感じました。

肩に着く手前で、笹の中にリンドウが一輪。
リンドウの向こうにはもう山頂が見えています。
後一息・・・

ようやく肩につきました。
ここからはほぼ平坦な歩きになります。やれやれ・・・・
朝のうちに歩いてきた稜線が良く見えていますね。

肩にも西日を受けてリンドウが一輪咲いていました。
8月に来た時には、コモノギクがあちこちで咲いていましたが、リンドウに変わりましたね。

14時7分、次郎笈山頂に到着です。
山頂では皆さん、剣山の方を眺めながら休憩されていました。
AさんとIさんをずいぶんお待たせしてしまいました。
Iさんが手渡してくれたミカンが、汗をかいた体に美味しかったです。

山頂は南側にも続いていて、そちらでも数人の方がいらっしゃいました。

次郎笈から眺める三嶺~白髪山の稜線。
去年の秋に歩いたと思えば、なにがしかの感情が視線にこもりました。

南側に見えている山々はAさんとそのうちに歩きましょうと予定している山々です。

そして、西側には深い谷が見えていて、この谷に沿って登山口まで車で登ってきたわけですね。
 
                
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