孫たちと歩いた高松市街地の稲荷山~紫雲山、その1、岩清尾八幡さん付近で野草を見ながら
9月に入ってから野暮用があったり、週末の天候がよくないのとで、山歩きがあまりできませんでした。
9月の第二週末の日曜日は山仲間たちと広島の山に出かけることになったのですが、その前日、9月10日に高松の娘宅に行く用事がありました。娘は仕事で午後3時ぐらいでないと帰宅しないそうで、それなら孫たちを連れて娘宅から歩いて行ける山にでも連れて行こうかと思い立ちました。私のトレーニングにも少しはなるでしょうし。
この夏からずっと天候が不安定で、この日も自宅を出るときは大丈夫でしたが途中の坂出周辺では小雨が降っていました。この調子では山は無理かなと思っていたら高松に入る前には雨も上がっていました。
娘宅に着くと、娘婿も一緒に行くというので、孫たちにも山用の服装に着替えさせ水筒にお茶を入れたり、準備をします。
↑この日も元気よく、いつも先頭を歩いていた下の孫。6歳です。
さて、娘宅に着いてから、この日はどこの山に登ろうかと考えます。今までにも峰山は2度ほど登っているし、ほんとは常願寺山から縦走して峰山までと思っていたのですが、天気がはっきりしないので、あまり長い歩きは無理っぽいです。それに娘宅から周回できるコースがいいかなと思い、yamapで調べたら、歩いてそう遠くないところから稲荷山という山に登れそうです。
↑結果的にこの日歩いたコースです。
JR高徳線の栗林公園北口駅に登山口があるようなので、そこから登ることにして、後は適当に様子を見ながら歩くことにしました。
ログは石清尾八幡宮近くのコンビニから取りました。
歩き始めてすぐに見たのはノアサガオの青い花でした。
こういう道端の花は普段は車に乗ることが多く、なかなか撮影することがないので、孫たちとの歩きは良いチャンスです。
私たちが子供の頃には見なかった花で帰化植物ですね。
でも綺麗なブルーの花には惹かれます。
八幡さんのお堀?のカメがわたしたちの方に向って泳いできました。
誰かが餌付けしてるのかも?
ほどの横に大きなエノキがあって、実がなっていました。
エノキの果実は食べられるそうなので、1個ちぎって少し齧ってみました。
すると甘いので、孫にも少しずつ齧るように言うと、「甘い」という感想です。
たぶん、娘婿は「大丈夫かな?」と内心思っていたと思いますが(^^;)
エノキは神社などによく植えられていますが、山歩きで見かけることはあまりないように思います。
大木になるようですね。
嬉しいことにノカンゾウの花が1輪だけ咲き残っていました。
これもお堀の土手です。
ヤブカンゾウは我が家でいくらでも出てくるのですが、ノカンゾウは最近はあまり見かけなくなってしまい、今年はこれが何と初見でした。
↑帰化植物のマルバルコウ。
これも我が家の近くの小さな川の土手に咲いてますが、わざわざ撮影しに行くことがありません。
↑お堀には太鼓橋のような石の端もかけられています。
石清尾八幡さんは高松市民の氏神様で、高松の人は初詣や七五三はここに行くようです。
たぶん、宮司さんのお宅?と思われる和風のお屋敷の庭にアキノノゲシが咲いていました。
これも今年の初見です。
実家方面でもまだ見てなかったので、喜んで撮影します。
八幡さんの正門直ぐ近くのコンビニで、アクエリアスやおにぎり、ゆで卵、孫用のプリンなど調達しました。
コンビニの前の道を、おしゃれなループバスが走りすぎていきました。
こんなバスなら乗ってみたいかも・・・・
この後、百舌鳥坂の登り口へと歩きます。どうやらそこからも稲荷山に登れそうなのですが、道があまり歩かれてなさそうなのと、近くにいらっしゃった山歩きされていた女性にお尋ねしたら、その方はいつも栗林公園北口駅から登られてるとか。ということで、子供連れだし、車道を歩くことにします。
ちょっと久しぶりで見たヨウシュヤマゴボウ。
もう果実になっています。
何やらマメの花が咲いている木がありました。
↑白いマメの花です。
今まで見たことがなく、もしかしたらキササゲかな?と思ったり・・・
豆果はこんな果実です。
後で調べたら、キササゲの果実とは全然違いました。
本日、調べたところ、これはエンジュだそうです。聞いたことはありましたが、エンジュの木を見たのは初めてです。
高徳線の高架の横に植えられているエンジュの木。
公園などでよく植栽されるそうです。
嬉しかったのは、これも数年ほど見てなかったキンゴジカの花が緑道沿いに咲いていました。
車道の向こう側に何やら六角形の建物が建っていて、お寺か何かの建物かな?と思い、行ってみました。
すると・・・
↑説明書があって、高松空襲の被害者を悼んで建てられた六角堂という建物でした。
孫たちが通う小学校は校区内のことを児童たちにいろいろ調べさせたりしちぇいるようで、上の孫はこの六角堂のことを知っていました。
峰山にも学校から四季を通じてよく登っているのだそうです。
高松は歴史のある街ですから、地域に根差した学習をしていただけるのはとても良いと思いました。
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