久々に秋の花を見に比婆山連峰へ、その3、烏帽子山への道でユキザサの赤い実
出雲峠には腰を下ろせるベンチがあるので、ここで一休みします。
私たちは車の中でサンドイッチを朝食代わりに食べたけど、運転して下さったAさんは高知で3時ごろに食べたきりなのでお腹が空いたと・・・・そりゃそうですよね、どうぞ、しっかり召し上がってください。
去年はこの辺りでほかのパーティーにお会いしたのですが、この日は山を歩いている方を全然見かけません。天気もちょっと微妙な予報だったので、皆さん、敬遠されたのかも・・・
↑ベンチに座っていると、目の前にクリの木が見えました。ほかにも2~3本見えていて、出雲峠辺りはクリの木が多いようですね。青いイガが見えてますから、もうすぐ収穫時期のようです。
9時43分、最初の山である烏帽子山を目指して出発しました。
ここからしばらくは植林帯の歩きです。
林床にはユキザサが多いのですが、まだ実が赤く熟したのは少ないですね。
去年はあっちでもこっちでも宝石みたいな赤い果実が見られたのですが・・・
何とか探して赤くなったのを撮影します。
↑去年はなかったと思う倒木。
Iさんが乗り越えていきます。
Iさんは健脚で、トップのAさんがまずまずのペースで歩くのに、それほど後れを取らずに歩きます。
近々、槍ヶ岳に登るそうでそのトレーニングにもなるからぜひ参加したいと、この日の山行に参加してくれました。(もう槍には登ってこられたそうですが)
遅れて歩く私とKさんは、いつもののんびりモードヶなかなか抜けません。
↑これはマイタケ?マイタケに違いないと思うのですが、さすがに採取はしません。
ツルシキミの果実ももう赤くなっています。
植林帯の登りは終わって、道はしばらくトラバース気味に自然林を回り込んでいきます。
そうそう、この辺りもモミジハグマが咲いているのです。
樹林をバックにモミジハグマ
いつもの場所にサンインヒキオコシも咲いていました。
時期が早いせいか、まだ草丈が低めでした。
雰囲気の良いブナ林の中をトラバース気味に歩きます。
Iさんは、私の50mほど前を歩いていますが、Aさんの姿はもう見えません。
途中でサラシナショウマの株を見ました。
確か数年前にもここで咲いていました。
ひょろっとしたアキノキリンソウ。
これを最後に、あとは花があまり見えなくなります。
そして、撮影しそびれましたが、この辺りに道標があって、烏帽子山まで1キロという表示になっています。
稜線まではしばらく登っていきます。
途中にこれは綺麗に色づいたユキザサの実がありました。
道は平坦になってきて、そろそろ山頂が近いという頃、綺麗なツルニンジンも見ました。
ピンボケになりましたが、ツルリンドウも咲いています。
こんな平坦な道になったら、山頂は近いです。
10時35分、山頂に到着です。
出雲峠を出て50分ぐらいでした。
5~6人のパーティーの方たちが休憩されていたので、私たちは方位版のほうで休憩することにしました。
今日はまぁまぁのペースで歩けているのかな?
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