秋の花を見に比婆山連峰へ、その4、池ノ段への登りでウメバチソウ
去年は烏帽子山の三角点を探すためにその辺を30分近くヤブ漕ぎしたりしましたが、今回は余分な寄り道はせずにさっさと烏帽子山を下りました。
↑ほかではあまり見ませんでしたが、烏帽子の下り始めで赤いガマズミの実を見ました。
葉柄があるのでミヤマガマズミ?それともオオミヤマガマズミかな?
ミズナラのドングリも大きくなっています。
ササの中にトウヒレンみたいなピンクの花が咲いていました。
後ろから,烏帽子山頂で休憩されていたパーティーの方たちが下ってこられたので、先に行ってもらいましたが、AさんやIさんは気づかずにどんどん先に下って行ったようです。
つまり、私たちのパーティーが前半と後半に分かれてしまい、その間に別パーティーが入ってしまいました。
しばらくそのまま下っていたのですが、前を行く別パーティーの方が途中で待ってくださっていて、別れ別れになるのはまずいから先に行ってくださいと言われるので、有難くお言葉に甘えました。
比婆山との鞍部辺りでようやく前を行くAさんたちが見えてきました。
この頃にはちょっとガスっています。
後ろから来られたパーティーの方たちはこの鞍部から下ろうとされていたので、「こんなところからもセンターへの下り道があるんだなぁ」と思っていたら、引き返されてやっぱり御陵への道を後ろから来られたようです。あまり道に慣れてないパーティー??
ちゃんと道標は立っていたのですが・・・
御陵到着は11時9分でした。
烏帽子山を発つときに「御陵までは1時間ぐらいかな?」と話していたら、Aさんが「30分ぐらいでしょう」と仰るので、そんなにすぐに行けるのかな?と思いましたが、ほんとに たった30分足らずで着くんですね。23分で来てしまいました。
私たちにしては(私にしては?)珍しくペースが速かったです。
まぁ、この区間は花もあまりなく緩やかな下りと緩やかな登りなので、撮影さえしなければこんなに直ぐに
着くものなんですね。
↑御陵の説明です。
最初に来た時は物珍しくて、この辺りの説明書きがあるところを全て見て回ったりしたものですが・・・
今回はすでに4度目か5度目なので、ひたすら先を急ぎます。
先ほど烏帽子での下りで見かけたトウヒレンみたいな花が御陵の下りにもあってAさんが熱心に撮影されてました。
石鎚でトウヒレンを2種類見たばかりなので、トウヒレンかヒゴタイの仲間かななどと話していたのですが・・・・Aさんから後ほどホクチアザミではないかと教えていただきました。
で、自分の過去記事を見てみたら、ホクチアザミと同定していました。
過去にちゃんと調べて同定しているのに、すっかり忘れてしまってるんですね。情けない・・・・
2014年の記事でも2016年の記事でもホクチアザミとしてアップしていました。
その時の記事はこちらです。
下のほうの葉も撮影しておきました。
この仲間は花は同じような花なので、葉っぱや茎の撮影が大事みたいです。
ホクチアザミを撮影していたら、とうとう小雨が降ってきたので、全員、折り畳み傘を出しました。
この日は当初から、少しぐらいは降られるだろうと覚悟していたので、これは織り込み済みでした。
私は傘を差すほどでもないと思い、傘を出したものの、ポシエットに入れて下ったのですが、幸いにも雨はすぐに止んでくれました。
御陵から越原越えまでの下りは結構、下ります。
これでもかというほど下り、後の登り返しが心配になってきます。
11時38分、最低鞍部である腰原越まで下ってきました。
ここからはちょっとした登りになるので、ここで休憩を取りました。
11時46分、いよいよ池ノ段目指しての登りにかかります。
ここを登れば、お花が待っているのです。
相変わらず、早いペースのAさんとIさん
雰囲気の良いブナ林で、10月末にはブナの黄葉が綺麗でしょうね。
そういう私も、比婆山に最初に来た時は紅葉目当てでした。
Iさんが登っている向こうはもう樹林が切れて展望が開けるはず。
そしてお花も待っているはず。
12時8分、池ノ段山頂直下まで着た途端、第一ウメバチソウ発見。
ここからはお花が続くので、撮影大会になります。
ホツツジもまだ咲いています。
↑固まって咲いているウメバチソウだったのに、撮影失敗でした。
四国では見られないイワショウブは赤い果実の方が花より可愛いぐらい・・・
ウメバチソウとイワショウブのツーショットです。
山をバックにマツムシソウ
吾妻山をバックに・・・
この直ぐ上が池ノ段なんですけど、なかなかたどり着きません。
Iさんの撮影風景です。
コメント