7月の瓶ヶ森散策、その2、イシヅチザクラの果実
瓶ヶ森の駐車場に着いたのは9時過ぎのことでした。
石鎚山は7月1日~10日までがお山開きの大祭で、この日は全国から信者さんが来られるため、瓶ヶ森の駐車場も混んでいるかと思いましたが、さにあらず・・・・駐車台数は10台ほどでまだまだ余裕があり、ほっとしました。
↑山歩きの支度を済ませたら、9時10分に歩き始めます。
この日歩くコースはPさんにお任せしてありますが、まずは男山に登るようです。
歩き始めてすぐにコナスビのちょっとした群生
男山への登りを登っていると、イブキトラノオがササの中で咲いていました。
瓶ヶ森にこの季節に来たのは初めてですが、イブキトラノオが咲くなんて、知りませんでした。
お隣の石鎚でもあまり見たことがないと思うのですが・・・
Pさんの後ろに見えているのは手箱山や筒上山などです。
その手前の低い山は伊吹山?
白骨樹に綺麗な雲がバックに見えて素晴らしい・・・
この日は陽射しがきつくて暑いだろうと思ったのですが、山道は強い風が吹き抜けて涼しいです。
ただ、風が強いだけにイブキトラノオが揺れて揺れて・・・・撮影が難しいと言ったらありません。
石鎚を撮影されるPさん
登り坂の傍らで黒い実がいっぱい実ってました。
これってイシヅチザクラの果実ですよね。
瓶ヶ森には何年も前にイシヅチザクラを見に来たことがありました。
6月初めの東稜歩きではイシヅチザクラが綺麗に咲いてましたが、その1か月後には黒い果実になるんですね。
サクラと言ったら赤い果実・・・・サクランボかと思ってましたが、ミネザクラも黒い果実になるようです。
シロドウダンもちらほらと咲いています。
行きかう人もあまりいなくて、静かな瓶ヶ森です。
きっとお隣の石鎚はお山開きで賑わっていることでしょう。
石鎚と、手前が氷見二千石原。
これが瓶ヶ森を代表する眺めです。
展望所があったので、手前にイワキンバイを入れて石鎚を撮影してみます。
男山への登りをなおも登っていると、道沿いにヤブウツギの赤い花。
こんな高い場所にも咲くんですね。
またまたイシヅチザクラの黒い果実がたくさん見えて、今年は豊作のようです。
歩き始めから標高1500mほどあるので、ちょっと歩いただけで、周囲の山が眼下に見えます。
↑お山開きの大祭の最中なので、山頂直下の小屋の戸が開いていました。
中に入らせてもらったら、白装束の信者さんが詰めてらっしゃいました。
お参りをさせていただき、線香を買い求めました。
小屋からほんの少し登ると・・・・
男山の山頂で、祠があります。
祠の中のご神体?はそれぞれサカキの葉を手に持っていらっしゃいます。
これも大祭中だから?
男山山頂は10時7分でした。
道標が立ってますが、私たちはこれから女山方面へと向かいます。
こんにちは。コナスビのこういう咲き方は見たことがありませんでした。当地では踏み潰されたような咲き方です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2022年7月29日 (金) 17:50
多摩NTの住人様、こんばんは。
コナスビって、高山から低山迄幅広く見られる花ですよね。
あまりにも身近過ぎて、丁寧に観察していませんが、どうやら2種類あるようですね。
わたしが撮影したのは、オリジナル画像を見てみると花柄が長いので、ナガエノコナスビ
のようです。
柄の長くないコナスビは画像で見せてもらうと、咲き方もちょっと違って見えますが
そちら方面では柄の短いタイプが多いのでしょうかね。
投稿: keitann | 2022年7月30日 (土) 22:59