黄金色のブナに会いに大ブナの駄場へ、その6、黄金色を満喫、帰りは稜線伝いに歩く
大ブナの駄場という「道標」の立っている場所では西条から来られた単独男性がいらっしゃったので、私たちは隣のブナの木の下でお昼休憩としました。

↑のんびりとカップ麺のお昼を食べた後は、ブナの下で寝転がりました。
ブナの黄葉を見ながらこのままずっとお昼寝したい気分です。

↑寝そべっていた私が、上を向いて撮影したブナ・・・・
Kさんなんて「こんなところに播いてほしいな。」というので、何かの種でも播くのかと思ったら、なんと、自分のお骨を散骨してほしいという願いだったようです。
さすがに男の人は考えることが違いますね(^^;)
その後、若い男性が上から下りてこられて、奥のほうに綺麗な黄葉がありますよというので、私たちもザックを片付けて、移動することにしました。

大ブナの駄場を散策しながらスマホで撮った画像です。

RさんとKさんの二人がいらっしゃる辺りに素晴らしいブナが見えました。

近寄って撮影するとこんな感じ。
このブナが大ブナの駄場界隈でいちばん素晴らしかったブナです。

全体が黄金色です。
これを見られたら、ここまで歩いてきた甲斐があるというものです。
この日、来ることができて良かった・・・・

あとは、稜線迄登って、稜線伝いに分岐迄戻るとしましょう。
稜線伝いの道は、それほど歩かれてないのか、ちょっとわかりにくいところやササの深い場所もありましたが、なんとか歩けました。

ちょっとアップダウンを繰り返し・・・・

12時半に分岐の大岩まで下ってきました。
大岩のところでは佐々連尾山辺りから私たちの後ろを歩かれていたグループの方が休憩されてました。
その方たちはいったん、大ブナの駄場まで来られたあと、引き返されていたので、大岩で休憩かなと思いましたが、やっぱりそうだったようです。
向こうに見えている山なみの名前を尋ねられたので、私も自信がなかったのですが、カガマシとかではないでしょうかとお答えします。
すると、その方たちのうち2人はなんと静岡から来られているということです。
百名山踏破のために、四国から九州に向かうのだそうです。
それにしても大森山や佐々連尾山はマイナーな山だと思うのですが、こんなところまでよく登られたものだと驚きました。今年の秋は本州の山はクマ被害が多いので、クマの少ない四国や九州を目指されたという子ともあるようです。

さて、私たちは、登り返しにかかります。
大ブナの駄場の見納めかな。
次回はいつ来られるか?また大ブナの駄場から南はどうなっているのか、自分の足で歩いて確かめたいという気持ちもありますが、年齢的にそれができるかどうか??

行く手には大土岐山が朝と同様はっきりと見えています。
佐々連尾山山頂では少し休憩したのですが、今日はここまでですというグループの方たちが休憩されていました。私たちが出発した後も、いろいろな方が来られたようです。

帰りも見事だったドウダンの紅葉。

アサマリンドウも岩尾根のあちこちで咲いていました。

小さいながらもいっぱしに紅葉しているドウダン。

大森山山頂でコーヒー休憩をするつもりだったのですが、その手前の眺めもいい場所で、コーヒー休憩を取りました。
ここまでくれば2時間もしないうちに下山できることでしょう。
コメント