夏の終わりの石鎚へ、その2、フウリンウメモドキの可愛い実に出会う

急いで支度をして、トイレもお借りしていよいよ出発しようとしていたら、同行のKさんが外人の男の方に声を掛けられました。どうやら何か尋ねられているようで、相手の方も英語が達者ではないようで、しきりにスマホを見ながら、質問されています。質問の内容は、その日の石鎚スカイラインのゲートが早く閉まるのではないか?ということだったようです。翌週に瓶ヶ森辺りで、酸欠マラソンか何かがあって、ゲートが早く閉まるとか何とかいうことをどこかで見たので、それの確認だったようですが、その日は何もないので通常時間に開閉するはず。そのことをKさんがお伝えしたら、安心されたようです。ついでにKさんが、どこから来たの?と尋ねると、なんとルクセンブルグからとか。ルクセンブルグって確かベルギーの近くで、小さな国だったなぁと思いだしました。公用語はフランス語とかドイツ語みたいだから、英語は私たちと同じでお得意ではなかった様子。

ノースリーブのTシャツに半パンみたいなラフな格好の奥様?と二人で今から石鎚に登られるようですが、ルクセンブルグにはたぶん山もないでしょうから、しっかり楽しんでもらえるといいですね。

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↑歩きはじめたのはなんと9時45分を過ぎていました。

石鎚に来て、これほど遅い出発は初めてかも・・・

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10分ちょっと歩くと、瀬戸内海が見えてきました。

7月に来た時も展望ばっちりだったけど、島や広島の山々がこんなにはっきりとは見えませんでした。

手前の海岸は西条の海岸?

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これも7月には見なかったオオカメノキの赤い実。

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いろいろと撮影していたら、あとから来られたルクセンブルグのカップルが追い抜いて行かれました。

女性の方が、先を歩かれていて、山は初めてではなさそうで、しっかりした足取りで歩いていました。

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目の前に突然、赤い実がぶら下がっていました。

これ、フウリンウメモドキですよね。

こんな綺麗なフウリンウメモドキは久しぶりで見ました。

小さなリンゴみたいな実がいくつもぶら下がってるのが、何とも言えず、雰囲気が良いですね。

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葉っぱもしっかり覚えなくては・・・

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瓶ヶ森林道でも見かけていましたが、ミヤマアキノキリンソウが咲いています。

7月にはササユリの季節だったのが、暑いとはいえ、やっぱり秋の花にシフトしてますね。

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目の前をアサギマダラがふわふわと飛び交い始めました。

いちどきに5~6羽も飛んでいて、群舞です。

ヒヨドリバナがこの辺りには多いので、すぐにとまります。

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↑バライチゴの赤い実がありましたが、お味見はしませんでした。

これは美味しかったような記憶がありましたが・・・

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またまたアサギマダラです。

この辺りで何度も何度も出会いました。

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サルナシの果実は食べるにはまだちょっと固いです。

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夏の象徴のようなシシウドの花。

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モミジガサの白い花もちゃんと咲いています。

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駐車場はトイレの近くに停めたので、石鎚をこの日初めて見えました。

何しろ、瓶ヶ森辺りはガスがあって、見えなかったし、駐車場も場所によっては見えるのですが、今日はいい場所に停めすぎて、見えない場所だったのです。

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