久し振りに歩いて登る大滝山、その2、稜線に出ました
大生峠のベンチでコーヒータイムにしました。
朝は水やりやなにやでバタバタしてしまい、ゆっくりコーヒーを飲んでいませんでしたから。
↑大生峠周辺にはヤドリギがとてもたくさん見られます。
県境歩きの時も、あまりにたくさんあるのでびっくりしたものでした。
でも、4月ともなれば、赤い実や白い実はもう見えないようですね。
↑デジタルテレコンで撮影した画像をさらにトリミングしてみました。
やオオアリ、果実はありません。
鳥たちがついばんでしまったようです。
11時23分、大生峠を出発しました。
登山道沿いにはまだクロモジの花しか咲いていませんが、木漏れ日が射してとても気持ちの良い道です。
確か県境歩きの時は、県境になっている尾根を無理やり登ったので、このトラバース道は歩いてないはず。
11時36分、城ヶ丸を通過します。
ここからが稜線歩きになるのかな?
標高は943mになりました。
ここから立ち入り禁止となっているようですが、大滝寺との敷地との境界には杭とロープがあり、勿論、香川側を歩きます。
ブナの枯葉のようですが、葉脈が多いので、拾ってみました。
ここにはイヌブナも自生していて、イヌブナは葉脈がブナより多いのです。
数えてみると16対もあります。
検索によれば、イヌブナの葉脈は10~14対、ブナは7~10対だそうです。
ちょっと多すぎますが、やっぱりイヌブナの枯葉なのかな?
道の上にヤドリギの落ちているのが時々見えています。
その数日前に大風が吹いた日があったので、吹き飛ばされたようです。
もって帰ろうかと思いましたが、手に取るとぽろぽろと折れてしまうので、諦めましたが・・・
直ぐに折れるぐらいだから、風がちょっと吹くと落ちるんですね。
↑稜線の道です。
大滝山に歩いて登ることは滅多にないけど、ブナ峠までは駐車場から簡単に来れるので、稜線は何度も歩いています。以前は通行禁止になってなかったですから。
Rさんが、ブナの幹に着生しているシハイスミレを見つけてくれました。
着生していると、同じ花でも数段引き立ちますね。
ツルシキミの群生です。
これはたぶん大滝山でいちばん大きいと思われるブナ。
直径1mはあります。
足元にはセントウソウが咲きだしたばかりのようです。
驚いたことに、ユキワリイチゲがまだ咲き残っていました。
優しい色合いのユキワリイチゲですね。
ツクバネソウのちょっとした群生がありますが、花はまだです。
県境歩きの時にもこのツクバネソウがあったのは記憶に残っています。
ブナ峠からは道を南へと歩いて、大滝寺方面へと下っていきました。
ヤマアイの花。
例年だと、冬場でも咲いていたりしますが、今年は寒かったので、これが今季の初見です。
ちょっと淡い色のヤマルリソウも咲いてます。
峠の北側では咲いてなかったニリンソウが南側に来ると、日当たりがいいので咲いていました。
フキノトウも、まだ食べごろ?
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