城山の氷瀑を見に行く、その1、里山に氷瀑ができてるの?
今年の冬は寒い冬で、2月に入ってすぐに、最大で最長の寒波がやってくると言います。
予報は的中して2月の頭から最高気温が4℃とか5℃という日が1週間ほどもつく予報です。
そんな折、山仲間のRさんから坂出の城山の不動の滝が凍っているそうなので、見に行きませんか?という連絡がありました。最初、勘違いして、稚児の滝かとおもってしまいました。五色台の稚児の滝も水量が少ないので、寒波の時は凍りそうなかんじがしたのです。ところが、城山と書いてあるので、稚児の滝ではなく不動の滝なんですね。不動の滝は、10年以上も前に山仲間の方が城山は滝もあって見どころがいっぱいあるから案内してあげるよと、言われていたのに、とうとう機会がなく、まだ行ったことがないのです。氷瀑になっているなら不動の滝に行くいい機会ですね。Rさんの話では2月6日が天気が良さそうなのでどうですかということです。たまたま主人が7日にちょっとした手術で入院することになっていたので、7日ならダメだけど6日ならぎりぎり大丈夫です。
氷瀑を見た後、城山の山頂に行くのかな?それとも滝の見物だけなのかな?と思いながら、普通なら山登りの時はヒートテックなんて着込まないのですが、寒いから大丈夫だろうとヒートテックを着たまま、集合場所の金山休憩所に向かいました。
↑思っていたより落差のある滝で、香川の里山でこんな光景が見られようとは思いもしませんでした。
さて、集合場所の金山休憩所はトイレも自販機も完備していて、とても良いところです。
ただ、車を置かせてもらうのはどうかなぁ?と思いましたが、休憩所の清掃をされていた方にお尋ねしたら、置いて構わないとのことです。有難く、駐車させていただきます。
この日は寒いので、厚手のダウンを着用したまま、金山休憩所から東へと歩きはじめました。
歩きはじめは9時12分。
国道11号沿いの歩道は歩くこともないのですが、眺めがいいですね。
12月に歩いた玉野アルプスが良く見えています。白く見えるのは雪山かと思ったら、王子ヶ岳山頂にある廃墟ホテルでした。
低い山なみの上に顔を出しているのは常山という山で、それでも標高300m台なので、岡山の山って低いですね。
城山方面への信号を越えて、ゴルフ場の看板が立っているところが登山口らしいです。
ガードレールの上にこんな道標がありました。
登山口到着は9時34分。
反対側にもこんな道標がありましたが、この辺りは車で時速60キロ以上で走っているところなので、今まで気づいたことがありませんでした。
登山道へと足を踏み入れると、思ったより広くて、すでに2台ほどの車が駐車してありました。バイクも一台置いてあります。
道はよく整備されていて、間もなく、砂防ダムの階段を登ります。
その後も,石の階段になっていて、これは昔からの道…いわゆる古道のような気がします。
古道を新しく整備し直したのでしょう。
歩きはじめてすぐにベンチもあります。
ベンチの反対側の山側にはシャクナゲなどが植えられています。
道沿いにも石積みが積まれ、古くから歩かれている道で、道沿いには畑などもあったのかもしれません。
シロダモの赤い実がありました。
今年の里山の実はどれも不作で、今季初めて見かけました。
道沿いにはツララ。
里山でツララを見ようとはね・・・・
早くも下ってくる人にもお会いしましたが、少し流れてるけど、ほぼ凍結していたということです。
この辺りから、道はジグザグが切られてあり、楽に登れます。
昔からの道は楽に登れますね。
登山道が一部、凍っています。
振り返ると、瀬戸大橋が綺麗に見えています。
風が強くて、番の州の煙突の煙が横にたなびいてます。
頭上に何やら建物が見えてきました。
最初は滝見物用の小屋かと思ったのですが・・・・
石積みの下にも、石畳の道。
10時7分、先ほど下から見上げた建物の前までやってきました。
どうやら、神社か何か?
滝は反対側にあるようなので、そちらに向かいました。
10時9分、見事に凍った滝が目の前に現れました。
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