お初の笠ヶ峰に本宮山から周回コースで歩く、その1、歩きやすさ抜群の本宮山

今年に入って初めての山歩きは1月11日に行くことになりました。

例年なら、ユキワリイチゲの偵察などに行ったりしてる頃ですが、今年は不思議と山に足が向きませんでした。

庭仕事が忙しかったのもありますね。

寒波が丁度来ている最中だったので、そうでなくとも寒いのに、それより寒い高山はちょっと様子がわからないので無難に里山にしたのですが、里山と言えば年末に歩きそびれていた笠ヶ峰が気になります。思い立った時に行っておかないと、またのぼりそびれそうなので、前もってコースを調べてみました。するとyamapで笠ヶ峰で調べてみると、7割の人が本宮山から稜線伝いに笠ヶ峰へピストンしています。地図を見てもちゃんとした道はないみたいなのですが、それほど多くの人が歩いているなら踏み跡はしっかりしているようです。おまけに私は水主三山のうち虎丸山だけはかなり昔に登っているのですが、残りの本宮山と那智山へはそのうちにと思いながらまだ登ってなかったので、一気に未踏の山2座をgetできる勘定です。問題は笠ヶ峰に登った後ですが、どうやら笠ヶ峰から北側へ下る道があるようです。

yamapで調べたら、徳島のグループが笠ヶ峰と本宮山を別々に歩かれてました。その時のコースが北側から鎖場などを歩いているようです。ということは、下りはそのルートを利用すれば、本宮山登山口まで車道歩きも大した距離ではなさそうです。これで決まりと思いました。

早速、Rさんにラインして当日の集合場所を高松のRさん宅から近い某所に7時半にしてもらいました。登山口までの道が凍結している可能性もあるので、Rさんのスタッドレスを履いた車に便乗させてもらうとします。

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↑1月11日の笠ヶ峰山頂の画像です。

なんと、山頂は積雪が10センチ近くあったのでした。雪のことなど、これっぽちも考えてなかった私たちでした。

年末に東讃の大窪寺へ向かった時も−2℃という気温でびびったので、よく勝手のわからない東讃の山道はやはりRさんの車を出してもらうことにします。登山口にはみろく公園を過ぎてちょっとしてから国道132号を南下すればよいみたいです。ちゃんと調べていたら、登山口近くに水主コミュニティセンターというのがあって、そこに駐車して登山口まで歩くということがわかっていたはずですが、詰めの甘い私はそこまで調べてなかったのです。

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↑、途中見えた山はどうやら那智山だったようです。

132号を走っていたら、水主神社までやってきました。神社のところにあった地図を見ると、どうやら登山口には水主コミュニティセンター目指して行けば良いらしいです。来過ぎていたのでUターンして引き返すのですが、ここでまたまたスマホの地図を見間違えて,星越峠横を通過して危うく虎丸山方面へと行くところでした。ここから今度は車のナビを入れてコミュニティセンターを目指します。

いつも登山口に行くまでがとろくさい私たちです。

何とかナビに導かれて水主コミュニティセンターに着くと、そこはトイレも外に綺麗なトイレが完備していて、申し分ありません。

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歩き始めは9時3分になってしまいました。

それでも、この日は風が冷たく、里山に登るのなら、それほど早朝出発する必要はなかったですよね。

見えているフェンスがコミュニティセンターのフェンスです。

ここから先はどうやら未舗装の道です。

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田んぼの中に溜まった水が凍っています。

こんな光景、私の住んでいる辺りでは見かけない光景です。

東讃の山間部って冷えるんですね。

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数分歩いたら、登山口の目印である赤い鳥居が見えてきました。

わかりやすくていいですね。

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入り口には案の定、柵があって、でも、ここの柵はよくできていました。

太さの違う管2本をスライドさせて柵を開けるという仕組みです。

これは簡単だし、確実に閉まりますね。

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鳥居の下を9時10分に通過しました。

くじら岩のことが書いてあります。

大きな岩のようで、どのレポにも書いてありました、楽しみです。

鳥居にはしめ縄がかかっていますが、このしめ縄、なんと塩化ビニールか何かでできているんですよ。

お正月に我が家の氏神様に初詣に行ったとき、主人に「これ、藁じゃない」と言われ、初めて気づきましたが、ここのも藁ではなかったです。しめ縄作りが継承されてないことや、手間がかかることなどで藁は敬遠されてるんですね。

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登山口のすぐ横に今季初で見るヤブツバキ。

でも花が傷んでいますね。

これから標高が上がるので、もう見ることもないかなぁ。とその時は思いました。

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下に小さなため池が見えていて、池の水も凍っています。

よほど冷え込んだのでしょう。

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お参りの人が多かったのか、えぐれ込んだ道です。

朝日が当たって、清々しい道ですね。

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モチツツジの紅葉。

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道の左手は尾根になっていてその尾根に常夜灯が立っています。

やはり信仰の山らしい雰囲気が漂っていますね。

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9時19分、小さな沢を渡りました。

低い山ですが、沢もあってさすがに信仰の山は雰囲気が良いですね。

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沢から登っていたら、赤いヤブコウジの実。

色のあるものはあまり期待できないので、なんでも撮影します。

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道が徐々に登っていきます。

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自然林がいつの間にか植林に変わってきました。

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9時34分、早くも五合目の道標が見えました。

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道は次第に細尾根へと変わってきました。

辺りはウバメガシの林です。

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ますます細くなってくる尾根。

山頂らしき峰が左手と正面の二か所に見えてますが、どうやら正面に見えているのが山頂のようです。

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9時48分、またまた赤い鳥居がありました。

まだ新しい鳥居で、鳥居もまた鉄製ではないような手触りでした。

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鳥居周辺の落ち葉が何やら白く見えます。最初は葉っぱが白く変色してるのかと思ったら、なんと雪がうっすらと積もっているのでした。

あちゃ・・・・そういえば、寒波が来ているのに、雪のことは想定してませんでした。

15年前にこの近くの壇特山に登った時も、山頂辺りはかなりの積雪だったのに・・・・

山登りするものとしては、そのぐらいのことは想定してしかるべきでした(^^;)

まぁ仕方ない・・・・何とかなるでしょう。

私も初めての山は様子がわからないので、里山だけど、靴は登山靴を履いてきてることだし。

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花崗岩の道がえぐれ込んでますね。

穴は人が歩いたために穿たれたのです。

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直ぐ上に稜線らしきのが見えてきましたが、最後の登りも木の根が露出するほどえぐれていました。

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