お初の笠ヶ峰に本宮山から周回コースで歩く、その3、激下りで苦労した後のぜんざいは美味しかった

507m小ピーク=新宮山で小休憩した後、いよいよ笠ヶ峰に向かうことにします。

地図を見ると、先ほどパッと見て、この尾根を下るのかなと思っていた尾根にはまったく赤テープが見えません。もしかして?と思って笠ヶ峰が見えている手前の激下りの尾根を見てみると、下の方に赤テープが見えていました。げ・・・・・、この激下りを下るのかい?おまけに雪が積もっているので、滑ること間違いなし。

でも、ここまで来て引き返すわけにはいかないので、下りましたよ。

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↑画像では余りわからにのですが、これが上から見ると、とんでもなく急です。

何もないところだと下れないので、少し西側によって立ち木に掴まりながら下ります。

津志嶽からの下りのような感じですが、あの時は初夏で雪はなかったからまだましでした。

今回は雪があるのが曲者です。

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Rさんの顔が緊張しています。

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もう少し経って振り向くと、Rさんはすでに腰を下ろして尻セード態勢に入っていました。

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下り初めから8分ほど経って、ようやく木に掴まらなくてもストックだけで下れる程度の傾斜になりましたが、後ろを振り返ると、まだ尻セード中のRさん。

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ようやくストックでRさんも下りだしたようです。

ここまで来たら、やれやれでした。

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後はアップダウンを繰り返しながら、最低鞍部へと下っていきます。

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途中、女体山方面が見える場所がありました。

女体山から今いる笠ヶ峰が見えたことがきっかけで笠ヶ峰に登ろうと思ったのです。

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前方には笠ヶ峰もようやく姿を現しましたよ。

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11時57分、最低鞍部と思われるところまで下ってきたら、祠がありました。

中を覗くとご本尊様がいらっしゃいません。下に下ろされたのかな?とRさんと話します。

この峠の東側に踏み跡らしきものが見えていたので、昔は集落からここへ登っていたのかもしれません。

そしてここからはいよいよ笠ヶ峰に向けて最後の登りになります。

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登り始めにヤブツバキが綺麗に咲いていたのに、画像失敗でした。

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ここからも結構な急登でしたが、登りは下りと違い滑るような危険はないので、気楽でした。

登りが気楽だったというのはこんな時だけかもしれません。

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12時13分、笠ヶ峰山頂に着きました。

15分ぐらいの登りでした。

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山頂にはキティさんのプレートやら〇米さんの点標もありました。

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雪は山頂では10センチ近く積もっていて、登る前にはそんなこと予想もしませんでした。

けれども、内陸部の標高500m越えの山頂なら、そのぐらいのことは予想しておくべきだったですね。

ここ10年、里山に雪が積もることはめったになかったので、油断していました。

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お昼ご飯を食べ終わったら、持参していたぜんざいを頂きます。

その前日か前々日に鏡開きをしたので、自宅で大鍋いっぱい、ぜんざいを炊いてあったのです。

わざわざプリムスやコッフェルを担ぎ上げたのだから、山から下ってから食べるのでは意味がないですからね。

この日は私は一日中、ダウンを着ていたほど寒かったですから、熱々のぜんざいは美味しかったです。

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東讃の山は山頂にノートを良く置いてあって、ここにもあったので、登頂記録を記入しました。

少し目を通したら、元旦に日下峠から登ってきた人がいて、「きつかった」と書いてありました。

いちばん最初は日下峠から登ることも視野に入れていたのですが、やっぱり日下峠から登るのをやめて正解でした。

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13時12分、北に向けて出発です。

地図には道は記載がないけど、今から下る北側の道が一番翌登られている一般道だろうと思いこんでいました。

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13時14分、北側にも祠がありました。

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山頂標識もあるので、北峰と南峰があるということのようですね。

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北峰からの下りも思っていたより急です。

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でも、こんな感じですから、先ほどの激下りみたいなことはありません。

少し下って雪さえなくなれば、問題ない下りだと、その時は思っていたのですが・・・。

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