素晴らしい展望の平家平へ、その2、今年はアオハダの実を見かけない
結局、高藪登山口に着いたのは9時15分ぐらいだったでしょうか。
冠山迄足を伸ばそうと思い、早出したのでしたが、無駄になってしまいました。(^^;)
去年は登山口周辺にはたくさんの車があったのですが、この日は皆さん、石鎚の紅葉を見に行ってるのか、登山口周辺の車は少なかったです。
↑登山口の正面に駐車したのですが、その傍にもアケボノソウが咲いていました。
歩き始めは9時26分です。
登山口には去年もシコクブシが沢山咲いていたのですが、まずはアキチョウジが控えめに咲いていました。
そして今年もシコクブシが綺麗に咲いてます。去年来た時より、10日ほど遅いはずですが、今年は秋の花も遅れているのか見ごろで綺麗でした。
こちらは青の色が濃い個体です。
毒のある花と知っているせいか、美しい花なのになぜかちょっと違和感を覚えます。
登り初めはトラバース道みたいな、緩やかな登りの道を歩きます。
あまり明るくはない道ですが、アサマリンドウが咲いてくれてますね。
このきれいな斑入りのスミレはナガバノスミレサイシンかな?
春に来ることは恐らくないでしょうね。
10時3分、尾根と合流しました。
ここからは尾根道を登るのではなく、尾根の北側をトラバースしていきます。
少し歩くとザレ場のような場所に出ます。
去年はここで帰り道、鹿に会いました。
ジンジソウの綺麗な株が数株見られました。
最初の橋を通過。
登山道の傍らに咲いているアサマリンドウを逆光で撮影しました。
透明感があって、好きな姿です。
やがて、急な階段道を登っていきます。
この辺りもアサマリンドウが多かったはずと思っていたら・・・
ありました。
でも、この場所は日が当たる時間帯はあるのかしら?とKさんと話しながら登っていきます。
帰りには、少しは開いてくれてるといいんだけど・・・
アサマリンドウを上から覗き込み、ストライプ模様を確認。
その後、急な登りを登ったところが尾根との合流点です。
尾根道に出ると、立派なミズナラがありました。
ここからは自然林の樹林帯を歩きます。
途中、伊予富士とその後ろの瓶ヶ森が見えました。
10時44分、足谷登山口からの登山道と合流します。
ここから登っている人もいるようですが、あまりいい道ではなさそうです。赤いテープで通行止めにしてありました。
去年はここから少し登ったところで、休憩を取ったので、今回もそろそろ休憩を取ろうかなと考えながら登っていきます。
うっすら紅葉し始めたカエデの木。
この後、去年休憩したのとほぼ同じ地点で休憩を取りました。
今までのようにめちゃくちゃ喉が渇くということもなく、歩きやすい気候になりました。
去年は休憩した場所辺りで、アオハダの実が沢山落ちていて、上を見上げても赤い実がいっぱいなっていたのですが、なぜか今年は見当たりません。
↑去年はアオハダの赤い実があちこちで見られたのに、今年は裏年なんでしょうかね。
休憩している間に4人の方が通り過ぎて行かれました。私たちより遅い出発だったようです。
休憩を終えて、尾根道を歩きますが、たまにナツツバキの木もあって、うっすら染まり始めています。
時にはこんな平坦な道も歩くので、楽は楽ですが、もうすぐ笹原に出そうですね。
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