グラススキー場から赤帽子山に登る、その1、登山口までに時間を食いました

8月半ばに石鎚へ行った後は、8月末にやってきた迷走台風に振り回されて山らしい山に行けませんでした。ようやく台風も過ぎ去り、私の野暮用も片付いたのでどこかに行きましょうとRさんにラインしました。花散策は8月はあちこち行ったので、久し振りに山らしい山にも行きたいものです。すると「9月4日に中尾山から赤帽子はどうですか?」という返信です。私は赤帽子は丸笹から2度ほど下ってきたことがありますが、中尾山には行ったことがないので、もちろん二つ返事でOKでした。車二台で行けば丸笹~赤帽子~中尾山と縦走もできそうなので、yamapで記録を調べたり、道路地図を眺めて車の配車にどのぐらいかかるかを考えたりしてました。

集合は高松某所に6時となりました。

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↑この日は平日とあって、赤帽子山は貸し切りの山頂でしたが、その赤帽子山頂から眺める東方面でたぶん高城山などが見えているのだと思います。

さて、集合場所に着いてRさんと打ち合わせをと思ったら、縦走ではなくグラススキー場から赤帽子山をピストンだそうです。それなら車一台で行けば済むことなので、私の車で出発です。

穴吹川沿いの国道492号は私はまだ走ったことのない道なので、ちょっと楽しみではあります。

ところが吉野川を越えて1時間ほど走ったところで、通行止めになっていました。

通行止めの個所は迂回路を走るようです。

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↑通行止めの場所の迂回路の地図です。

492号は穴吹川に沿っているのでくねくねはしてますが登り坂ではなかったけど、迂回路の方は山越えのような道でしょっぱなからどんどん登っていきます。

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↑途中、見晴らしの良い場所があったので車をとめて、撮影しました。7時38分撮影です。

見えている山は前日、492号の傍に半平山というのがあるなあと思っていたので、そうかなと思っていたら、やっぱりそのようです。

ポツンと一軒家に出てくるような細い道を40分ほど走ったでしょうか。

その後、元の492号にようやく出たのですが、そこからは道も少し広くなり、木屋平の中心部辺りはちょっと開けていました。木屋平は今も木屋平村かと思っていたら、平成の大合併で美馬市木屋平に変わったようですね。

木屋平からは左に行けば神山、右に行けば見ノ越という標識があります。ここは迷わず右に行きました。

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↑穴吹川の奥に剣山らしき姿が見えてきたので、ここで車を停めて撮影タイムです。

時刻は8時24分。すでに高松を出てから2時間半ほど経っています。

香川に棲む私たちにとっては剣山には北側の貞光から行くことがほとんどで、剣山を東側から眺めるなんて初めてのことです。

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穴吹川は私が思っていたより、悠々と流れている川で、下流方面を眺めてもいい雰囲気ですね。

四万十川や仁淀川も清流ですが、穴吹川も負けてないです。

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橋のたもとに栗の木があって、青いイガがいっぱい見えてます。

上に見える山は平家平とかでしょうか。

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中にはこんなにおいしそうな栗の実も。

周囲に家もないし、これが落ちていたら拾って帰りたかったぐらい・・・・

さてその後も、493号をどんどん走っていきますが、話には聞いているコリトリ登山口も通過し、いったいどこまで登るんだろう?このままでは見ノ越まで行ってしまいそう・・・・・と思った頃、「グラススキー場」という矢印がありました。

やれやれと思ったのもつかの間、その道は落石もいっぱい落ちていて、かろうじて普通車で走れるというような道です。Rさんが、「以前、グラススキー場に行った時はこんな道は走らなかった」というのですが、スマホの地図で確認すると、この道の先にはグラススキー場があるのは間違いないので、このまま走っていきます。

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↑8時48分、マルミノヤマゴボウの果実が真っ赤になっているのがみえたので、これは撮影しなければと思い車を停めました。

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花の時期にはよく見ますが、果実の時期はあまり徳島の山に来ないのか、これを見たのはまだ二度目ぐらいです。

あとはそのまま車を走らせると・・・・9時ぐらいにグラススキー場に着いたようです。上から下りてきたという感じですね。

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↑誰もいないので、車を駐車する場所もわかりませんが、登山口の道標みたいなのが立っていた近くに駐車しました。

画像は下山してから撮影したものですが、周辺には登山者の車は一台もなく、ただ、下から営業のトラックみたいな車が登ってきたので、普通はここに来るのは下から登ってくるようです。

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辺りは避暑地というか、キャンプ場やログハウスもあるようなリゾート地のようです。

トイレもあったので、拝借して、登りに備えました。

登山口に来るまでに3時間がかりとは石鎚なみです。

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