懐かしい奥大日と雄山へ、その15 ,雄山の一等三角点で素晴らしい眺め、花も咲いてる
7時16分、雄山に向けて、最後の登りを登り始めました。
私は荷物を減らしたのでかなり軽くなり、登りも楽なものです。
槍ヶ岳と同じく、登りと下りとではルートが分けられていて、登りは赤ペンキを辿って登ります。下りは黄色いペンキで印がつけられています。
Rさんの話では以前は登りも下りも同じルートで、当然、待ち時間もあったようです。
私は?と言えば、あまりにも大昔のことで、ルートの記憶はありませんが、ここをサンダル履きで登ってくる観光客のような人が結構いて、重いキスリングを背負って歩いている私たちはそういう人たちを見て唖然としたのを覚えています。
↑雄山に向けての登りではまずイワギキョウが咲いていました。
私がここ数年よく登っていた白山ではイワギキョウばかりを見てましたが、ここではイワギキョウとチシマギキョウの2種類が咲くようです。
↑一ノ越でも見たのと同じツメクサです。
やっぱりタカネツメクサかな?
朝日の射す中を続々と登られる方たち。
ツアーで来られている方もいらっしゃるようで、途中で休憩をされてるようでした。
登り始めて10分も経ってませんが、この高度感。
五色が原へと続く縦走路が見えています。
振り向くと笠も見えてきました。
岩陰に咲いてるのは今度はチシマギキョウでした。
↑登り始めて30分ぐらい経ったら、剱岳も見えてきました。
7時53分、広くてちょっと平らになった場所に出てきました。
登り始めてずっと岩場の道だったので、ここで一息つきます。
ここは三ノ越というようです。
そして、そして・・・・富士山がここで初めて見えたのです。
北岳なんかに行くと富士山はよく見えますが、立山からも見えるんですね。
富士山を挟んで向かって左に八ヶ岳、右は位置から言うと当然南アルプスでしょうね。
白山も見えてきましたよ。
日本の三大霊峰である、富士山、立山、白山がそろい踏みだったのです。
みくりが池や大日方面もはっきりと見え、肉眼では海岸線も見えています。
↑8時16分雄山の、三角点に到着しました。
勿論、一等三角点だそうです。
見えている山々の山座同定も気になりますが、とりあえず、記念撮影ですね。
その時は特に確認もしなかったですが、雄山への登りはコースタイム通りに登れたようです。
私たちもその気になれば、普通には歩けるようです(^^;)
霊峰の三角点で恐れ多いので、ここは三角点を3人でタッチして記念撮影でした。
岩の隙間に咲くイワギキョウ。
こんな光景が大好きです。
登山者たちに踏まれそうな場所で、イワギキョウがあっちでもこっちでも咲いていました。
Rさんが縦走路も見ておかなくちゃというので、見に行きました。
ここでも花たちが咲いていました。
ヤハズハハコ・・・・
岩で咲くヒメクワガタ。
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