初めての黒笠山へ津志嶽から縦走、その2、土砂崩れなのか登山道が少し様変わり
石鉄神社そばのオオヤマレンゲは、残念ながらこの日は咲いている花がなく、蕾がたくさんありました。
オオヤマレンゲって1か月ぐらいの間、だらだらと咲くので、タイミングが悪いとそういう日がままありますね。
↑この日見かけたオオヤマレンゲの蕾。
↑下に見えているのは久薮の集落でしょうか。
神社のすぐ下にもシャクナゲがありますが、花はもう終わってますね。
今日は花には縁のない歩きになるかも・・・・
もっとも、私たちの足の速さ(遅さ?)では花がない方が少しでも速く歩けて、縦走する分にはいいのかも・・・
地面に下ろされた鐘には天狗の顔が刻まれています。
昔は神仏混淆ですから、神社に鐘があっても不思議ではないんでしょう。
石鉄山と書いていますが、読みはいしづちさんと読むんでしょうか。
ここからはいよいよ本格的な登山道になるはずですが・・・・・
↓にyamapの記録とログをアップしておきます。
↑久々に累積標高の登りが1500m近くになりました。
↑ログです。
この地図を見ると、車を配車するために走った距離は、歩いた距離より短いぐらいです。
車のデポがずいぶん楽な縦走です。
3年前と違うのは石鉄神社上の登山道がロープや柵で囲われていたこと。
登山道の横に重機が見えています。どうやらここが土砂崩れして、工事中のようでした。
6月だというのにまだ咲いているキランソウ。
上の方にも柵のようなネットのようなものが張り巡らされています。
足元に可憐なコナスビの花。
これ、低地から割と高いところまでよく見かけますよね。
↑一本の丸太を半分い割っただけのような簡単な橋がかかっています。
でも苔がついて滑りそうなので、普通の人は横のガレ場を歩くでしょう。
橋のたもとに、まだ色づいてないトチバニンジン。
これは3年前も見たような記憶があります。
マルミノヤマゴボウはどういうわけか、花が咲き始めでした。
5月末に雲早から高丸山まで縦走すると、車道の横に良く咲いてますが、5月末でももっと咲いてたように思うのです。
コガクウツギもここでは何とか花が咲いてましたが、この後は見ることなく終わりました。
登山道もようやく以前と同じ登山道になって、見覚えのある石積みが出てきました。
ミズタビラコも咲いてます。
登山道と書かれた札が吊るされてました。
標高600mぐらいから登ってきたのですが、このぐらいの標高では登りは暑いです。顔から汗がだらだら流れ落ちるので、汗拭きタオルで汗をぬぐいながら登りますが、早くもタオルがぐっしょりです。この日はもちろん、予備のタオルも持参してます。
トラバースの先に、上の方の尾根が見えてきました。
やがて道は左に折れ曲がり、自然林の中を登っていきます。
一つカーブを曲がって今度は植林の中を登っていきます。
足元には綺麗なフイリシハイスミレの葉。
今年も花の時期には会えませんでした。
↑8時45分、尾根に出ました。
尾根に出る前から、風が吹き渡るようになり、急に涼しくなりました。
これを右に行くと秋葉山ですが、3年前に行ってるので、今回はパスして左の神社方面に行きます。
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