初めての黒笠山へ津志嶽から縦走、その3、シャクナゲの終わったシャクナゲの森

尾根に出たら、道は緩やかで、こんな道がずっと続けば楽なのにねと思いますが、それではいつまで経っても登れませんね。

しばらく歩くと、鳥居が見えてきました。

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鳥居をくぐってからも、神社まではしばらくありました。

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↑8時58分、津志嶽神社に着きました。

ここで最初の休憩を取ることにします。

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↑前回は気づかなかったお夏たぬきの石像?

徳島にはタヌキにまつわる話が多いようです。

お年に出てからは風が涼しかったのですが、それまでにたっぷり汗をかいたので、水分を一気に300mlほど飲み干しました。この日は約3リットルの水分を持参してます。Rさんはお腹がすいたそうで、早くも何かカロリー補給していました。ここで17分間、休憩をしています。

9時15分ごろ、出発しますが、果たして11時までに山頂に着けるでしょうか?

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歩き始めてまもなく、ロープ場のような場所がありました。

何ということはない場所なのですが・・・・

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ここまでくると標高は1100mを超えています。

香川の最高地点よりも高い場所までくると、木々もまだ新緑と言ってよいような色ですね。

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稜線を右に巻くところがあり、ここは前回も日本庭園だと思った場所です。

この辺りで、何やら後ろからくる若者が2名。

この日は貸し切りの山かと思ったら、私たち以外にも登山者が?

でも足元は長靴なので、尋ねてみたら、動物の調査をするために高知から来られている若者でした。

私たちは遅いので、当然、先に行っていただきました。

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ん?この翼果がぶら下がっている木は?

チドリノキかな?と思って撮影しましたが、合ってたようです。こういうちょっと変わった木しかなかなか覚えられません。これ、カエデの仲間なんですよね。

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足元には小さなタニギキョウもまだ咲いていました。

この辺りはひんやりしているのでまだ咲き残ってるようですが、今年は4月末からタニギキョウを見ています。

タニギキョウの横にも白いものが落ちてますが、先ほどから白い花びらみたいなのが、足元にいっぱい落ちていて、何の花かな?と思っていたら・・・・

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上を見上げるとアサガラが咲いていました。

もう終盤ですね。

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その奥にも、樹高20mはあろうかという大きなアサガラの木。

アサガラのこれほど大きい木を初めて見ました。

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綺麗な森ですが、ところどころ木の皮が剥がれていて、これはシカが食べたあとですね。

痛々しいです。こうなると、木が枯れるのも時間の問題でしょう。

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9時40分、分岐を通過します。

ここで鉄塔穂線路と合流したようです。

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分岐は石鉄山奥ノ院との分岐です。

奥ノ院は3年前の帰り道で立ち寄ったので、これもこの日はもちろんパスします。

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春に花が咲いたばかりのシロモジに早くもまん丸い実がなってますね。

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↑9時43分、鉄塔の下を通過します。

このルートで鉄塔を通過するのはここだけです。

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やがて、シャクナゲの森にさしかかりました。

3年前にはなかったと思う、ワイヤーが張られていました。

転落するとやばそうなところをトラバースするので、整備してくださっているようです。

3年前はシャクナゲが満開の時で、この辺りから、シャクナゲを見るために、あちこち寄り道したのでした。

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↑3年前に登った時に見たシャクナゲ。

こんなのがあっちにもこっちにも咲いていました。

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今回はピンクは見えず、白いガマズミの花が見られただけでした。

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沢の辺りを見下ろせば、そこはシコクブシの群生です。

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9時55分、津志嶽シャクナゲ郷土の森の説明板を通過します。

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その後すぐに、沢を渡渉します。

渡渉と言っても大したことはありません。

この渡渉の後もシャクナゲの咲いている場所があったのですが、今回はもちろん、登山道を登っていきます。

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木の根がむき出しになった場所で、この辺りは結構な急登でした。

休憩をもう一度撮りたいような気もしますが、そうすると11時までに山頂に行けないので、頑張って登ります。

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