獅子舞の鼻を歩く、その5、撤退したけど、帰りにいろいろ見られて良かった
結局、私たちが行ったところまでで一番よく咲いていたアケボノはこれだったようです。
撤退を決めて引き返し始めたのは10時半ごろ。
その頃、すれ違ったご夫婦は徳島から来られたそうで、ここのアケボノが四国でいちばんですとおっしゃいます。遠い徳島から6度も来られてるそう。とりあえず、私たちは引き返します。
ほんとだったら今頃登っているはずの稜線が見えてますね。
いい感じです、そのうち、チャレンジですね。
獅子舞の鼻まで上がってきたら咲いていたトサミツバツツジらしきミツバツツジです。
私たちが登ってきた時間が早かったせいか、引き返す途中も登ってくる方たちとすれ違いました。
驚いたのは、かなりの年配の方たちも団体で登っておられました。20名近く?
アケボノだけは見たいと仰る方が多いのでしょうね。
獅子舞の鼻から下は、風もそれほど吹かず平和なものです。
記録のために葉を写したエンゴサク
もう一枚エンゴサク
徳島から来られたというご夫婦も諦めたのかやはり下山組となりました。
途中お話ししたのですが、一の谷越え辺りから下ってくる際、遭難しかかったことがあったとか・・・
あのルートは今は荒れてるんですね。
因みに私が17年前に歩いた時の記録はこちら
徳島の方がそれだけ、ここに通われるというのは来年はここにアケボノを見に来いということでしょうね。
下山間際に眺めたタニギキョウ
色の淡いシャクナゲ
大永山トンネルに下ってくると、上空の強風は嘘のように平和でしたが、雲の流れが速かったです。
まだまだ駐車した車も多いけど、12時半に下山。
仕方ない、観光でもして帰る?
まずは近くのフォレスタハウスに立ち寄りました。
案の定、クマガイソウが咲いていました。
シャクナゲも花盛り。
写真展をしていて、この写真に目が留まりました。
ヤマガラがサクラの花をくわえています。
そのほかの野草の画像も綺麗で、どなたの写真かお尋ねしたら、写真家の方がその場におられてお話を30分ほど伺うことができました。近藤さんという方です。
お話によると、陽光桜の蜜を吸うために、花をついばむそうですが、それは陽光桜だけなのだそうです。
色彩が何とも言えませんね。
外に出ると、稜線らしきのが見えました。
あのあたりはながらく歩いてないです。
これは植栽ではないミミナグサ。
沢のほとりのコハウチワカエデの花。
別子街道を東へと走っていたら、瀬場が崩れていたのには驚きました。
去年の夏以来、何があった?
いちばんの収穫は大登岐山らしき峰が見えたこと。
ようやくあの頂きに立った後なのです。
東に見える台形の形の山は兵庫山??これはまだはっきりしませんが・・・・
そして、この後も、金砂湖ほとりのカフェで初めてのランチを食べたりと盛りだくさんでした。
山から下山した後に、ランチなんてねぇ。
まぁ、私たちもそんなことが許されるお年頃になりました、
たまにはのんびりといきます。
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